第2話

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2022/02/26 22:38
キーンコーンカーンコーン
「今日は転校生を紹介する」
この一言だけで、教室がザワついた
女子か男子か、カッコイイか可愛いか、
そんなのどうでもいいし、興味も湧かなかった
「入っていいぞ」
ガラッ
マサイ
…!
「えー、じゃあとりあえず自己紹介」
シルク
…シルクです。よろしくお願いします
男子の残念そうな声、女子の喜ぶ声と反対に、少しだけ満足言っていなさそうな声
そんなもの全部聞こえなかった

君を見た瞬間、時が止まっているように感じた。


✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
マサイ
シルク!
シルク
…!
マサイ
久しぶり!元気にしてた?
シルク
…う、うん…
マサイ
シルク相変わらずちっせえ‪w成長期は?止まってんの?
シルク
……
マサイ
…?
シルク
…ま、マサイ…
マサイ
…どうし……
シルク
……俺…その…
「おーい転校生!」
シルク
「次体育だから、お前来いよ!」
グイッ
シルク
わっ…
「ほーら早く!」
シルク
…ッ(チラッ
マサイ
…行ってらっしゃい
シルク
ッ…(コクッ


タッ
マサイ
……
でも、違和感があった
壁ができているみたいだった

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