第13話

Episode12
733
2022/08/19 12:00 更新
黒尾side












槻木澤高校との練習試合が終わり、



風呂や飯も済ませた俺たちは



部屋でのんびり、リラックスタイムとしていた。



隣の部屋にいるあなたからの



暇でつまらないなどと言うLINEに返信していると



突如、山本が後輩目の前にして声を上げた。








山本「我らが因縁の相手、烏野に女子マネージャーは
居るか否か。俺は居ない方に焼きそばパン!」



犬岡「え〜俺はいた方が嬉しいからいる方で!」



芝山「僕もです!」



山本「馬鹿野郎!うちにはあの可愛くて美人な
あなた様がいるんだぞ!」



犬岡「だからですよ!マネージャー同士の絡みが
見たいじゃないですか!」



山本「ぐっそれもあり⋯⋯だが!うちのあなたを
自慢してやりてぇだろうが!」



芝山「えぇ⋯⋯」



山本「あなたに勝る者はいないが、もし烏野に
美人マネージャーがいたら俺は⋯⋯その時は覚悟
してろよ烏野ォ!」



『山本うるせぇ!』



山本「おい、研磨はどう思う?」



孤爪「⋯⋯別に、どっちでも」



山本「ケッ言うと思ったぜ」



孤爪「でも⋯⋯ちょっと楽しみだよね。烏野と試合」



山本「や、やる気無し男の研磨が試合楽しみに
しているだと?!」



『山本ォそんなに元気ならてめぇだけ練習量
増やしてやろうか?』



山本「⋯⋯すんません」



あなた「もーなぁにさっきからずっと煩いんだけど」








騒がしい山本を強制的に静めた時



部屋の戸をガラリと開けてあなたが入ってきた。



それに慌てたのはもちろん俺。



絶対入ってくるなって言ったのに!!



急いで立ち塞がろうと立ち上がるも既に遅く



あなたの姿は皆の目に入ってしまった。



くそ、あなたの部屋着姿が世間に⋯⋯








『馬鹿!入ってくるなって言ったろ!』



あなた「だあってうるさいんだもん」



『黙らせるからほら、部屋戻れよ。夜も遅いし』



あなた「⋯⋯こっちで寝ちゃダメ?」



『はぁ?なんでだよ』



あなた「⋯⋯なんか、一人だと落ち着かなくて」








少し頬を染めてそっぽを向きながらそう言うあなた。



その可愛さに思わず手で顔を覆って天を仰ぐ。



後ろでバタンッと音がしたけど、



きっと山本がぶっ倒れた音だろう。



ああクソ、だから入れさせたくなかったんだ。



あ?過保護で何が悪いってんだ。








夜久「あ、じゃあ俺と寝る?」



『はぁ?!』



犬岡「え、いいなぁ」



『おい何羨ましがってんだ』



海「夜久ならサイズ感も良さそうだな」



夜久「だろ?って貶してんのか?あ?」



『はぁぁああ?誰がお前らなんかとあなたを一緒に
寝かせるか!寝かせるわけねーだろ!』



夜久「過保護か」



『過保護で何が悪い!!!』



海「開き直ったな」



孤爪「⋯⋯あなた、一緒に寝よ」



あなた「んぇ、研磨ぁ?」



『あっちょっと、研磨さん?!』



孤爪「クロうるさい。皆も黙って」








俺が言い返している間にあっさりあなたの手を



引いて自分の布団と隣にあった布団をくっつけた研磨。



確かによく二人で昼寝とかしていたけど!



泊まりで二人揃って寝ていたこともあるけど!



もう高校生なんだから!!!



俺が色々なものと葛藤しているのに



見向きもしない研磨とあなたは



布団に潜り込んでさっさと寝てしまった。



つか距離近いな⋯⋯布団二枚くっつけた意味ないだろ。



つかもうひとつの布団俺のなんだけど。



あぁ、胃が痛い。明日は烏野と試合だってのに。



早く寝たい。だがその前に⋯⋯








『お前らあなたの寝顔を撮るな!!!』








何度だって言ってやる。



過保護で何が悪いんだ!!!!!








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ハイキューの日ですね!
映画楽しみです⋯⋯

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