第3話

階段
224
2020/03/17 00:44
あなたさんが職場体験で学校に来る、2日目。
要するに、最後の日。中学生になるまで、会えない。






話しかけたい。

でも












相変わらずあの人の周りには、女子。










どうしたらいいんだよ。なんて考えるほど、時間はどんどん過ぎていく。
女子
彼氏いるの〜?
この声でハッとした


そっか、彼氏がいてもおかしくねえ……
(なまえ)
あなた
いないよ笑



よかった…





でも好きな人がいるかも…







あなたさんのこと気になってる人めちゃくちゃいるかも…







こんなこと考えてたら、授業も頭に入ってこない









あっという間に、昼休みになってしまった。













ダメだ、、、、



もう何も考えないようにしようか…
男子
シルクー!
シルク
シルク
ん?
男子
サッカーしようぜ!
シルク
シルク
おう!
もう思いっきり遊ぼ…!



階段を突っ走って降りていると


うっかり足を滑らせてしまった。
落ちるっっ























体に激痛が走った。
シルク
シルク
ぐ…っ
男子
シルク?!
周りから心配する声が聞こえる。






























目を開けると、真っ白い天井。真っ白いベットと布団。





そして











心配そうなあなたさん。

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