第4話

第2話 深夜のお出かけ
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2024/06/09 03:47
『俺の存在価値』
ネットでそう調べると、
普通の答えしか返ってこない。
家族がいるから。
友達がいるから。
心配してくれる人がいるから。
あなたを思っている人がいるから。

生きていることは幸せだから。
生きているのは奇跡だから。

死んでも良い事は無いから。
死んだら地獄に行くから。
死んだら────────




大切な人に会えなくなるから。


俺はいつも思う。
それは、幸せに恵まれてる奴だけだろ、と。
親から虐待を受けている奴じゃ無いだろ、と。
普通のじゃなかったら。
普通の家庭・・じゃなかったら。
普通の友達・・じゃなかったら。
猫雷 孤月
猫雷 孤月
俺はどうすりゃ、いいんだよ…
そう思うと、いつも、
心はぐちゃぐちゃになって、
何も考えられなくなるんだ。
こんな時は外に出て、

心を落ち着かせる。
猫雷 孤月
猫雷 孤月
…目の包帯は、外そう。
誰かに会っても嫌だしな。
もう、痛くないし。
ガチャリ、とドアを開ける。

母さんと義父とうさんは
まだリビングで話しているようだ。
孤月の母親
孤月の母親
廉斗れんとさん♡
もうそろそろ寝る?
母の再婚相手
母の再婚相手
んー…そうだな。
そろそろ12時になるし、寝るか
孤月の母親
孤月の母親
そうね♡
母さんと義父さんが来る。
早めに出なければ。
猫雷 孤月
猫雷 孤月
…いって、きます。
孤月の母親
孤月の母親
母の再婚相手
母の再婚相手
どうした、絵里えり
孤月の母親
孤月の母親
ううん、なんでもないわ。
寝ましょ、廉斗さん♡
母の再婚相手
母の再婚相手
ああ、そうだな
一瞬、母さんと目が合った気がした。

………きっと、気のせいだろう。
そうして俺は、深夜のお出かけを始めた。
猫雷 孤月
猫雷 孤月
はあ…やっぱり夜の街は
落ち着くなあ…
夜の街はとても静かで、暗い。
車も通らないし人もいないから
一番心が落ち着く場所だ。
猫雷 孤月
猫雷 孤月
…もう、こんなとこまで。
家から500mほど離れている
レストランに来た。
いつもここを折り返す場にしている。
猫雷 孤月
猫雷 孤月
…帰らなきゃ…いけない
でも、帰りたくない
猫雷 孤月
猫雷 孤月
あと、もうちょっとだけ。
あともう少しだけ、進むことにした。
10mほど進んだという時。
???
???
やっぱり夜の街って
きれいだなぁ…
声が聞こえてきた。
猫雷 孤月
猫雷 孤月
この声は…
???
???
誰かいたりするかな…
???
???
って、孤月こげつ…!?
猫雷 孤月
猫雷 孤月
あ…
(なまえ)
あなた
今回はここで終わりっ!
(なまえ)
あなた
書き方どう?
上手いのかな…
(なまえ)
あなた
引き続き見てくれると嬉しいです!
えむい
えむい
次回、夜の街で出会った少年とは
(なまえ)
あなた
え、えむい!?
えむい
えむい
おつえむぅ!

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