ニコ、と微笑んでみればその可愛い顔を歪ませて、不快とでも言うように小さく舌打ちをしたいむくん。
大きく息を吸った後、これまた大きなため息をついて口を開いた彼の声色には呆れが含まれている。
イラついた様子の恋人にココアを勧める。すると、彼は可愛い兎柄のマグカップの持ち手に手をいれて両手で優しく包み込み、湯気の立ったココアを飲み始めた。
んく、と飲み込む度に上下するいむくんの喉仏を見つめているとその視線に気付いたのか、嫌そうに見つめ返された。
綺麗に無視をかましてきたいむくん。
マグカップを丁寧に机に置くいたあと、すっとぼける僕の態度に更にイラついたのか鋭く睨み付けてくる。
いむくんは途中で言葉を詰まらせて、びくりと身体を震わせ始めた。ソファに身体を預けながら小さく踞る彼を見つめていると、なんとも言えない高揚感に包まれる。
僕みたいなクズと会うときは全部疑わないとダメだよ、いむくん。そんなクズが入れる飲み物そんな簡単に飲んだらいけないでしょ、普通に考えて。
君は昔っからずっとそう、人のこと疑うことを知らないの。そんなお馬鹿なところも可愛いんだけど。
いむくんは浮気性な僕と別れたいみたいやけど、僕はそうじゃないんよ。
可愛い華奢な身体で、小さな穴で一生懸命僕の肉棒咥え込んで、男の子のくせに後ろで感じて、高いえっちな声出しちゃって、大嫌いな僕と嫌々繋がるいむくんが大好きなの。
目を見開いて、絶望したような表情。机を挟んで反対側のソファにいる彼にゆっくりと歩み寄る。
とん、と優しく体を押せば簡単に倒れたいむくん。顔は真っ赤で、首や太ももに伝う汗が色っぽい。目に涙を溜めて必死に抵抗しようとするも、力が入らないのか僕にされるがまま。
何かを言おうとした唇を塞いで、甘くねちっこいフレンチキスをした。
ソファから移動して、今は僕の寝室のベッドの上。いつもより感度が高いいむくんは押し寄せる快感の波に必死に耐えようと、僕の兎のぬいぐるみを顔の前に抱いててなんとも愛らしい。
欲望のままに腰を打ち付けると 過度に反応してくれるもんだから僕も興奮しちゃって、いむくんの手に潰された兎のぬいぐるみを彼から奪い取って、両手をまとめて顔の上で固定する。真っ赤になった彼の顔がよく見える。
ああ、そういえばいむくんにナカ出しするのは初めてかも。舌突き出して喜んでくれてる。
口の端からだらしなく唾液を垂らすいむくんの唇に噛みついた。舌を吸い上げて、自分のと絡ませて、酸欠になっちゃうギリギリまでしつこく。
ぴゅ、ぴゅ、と止まらないいむくんの白濁液に混じって出てくる薄黄色の液体。耳元で変態、と囁くと潮吹きまでし始めた。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。