尋問が終わり、私はシド兄と寮の帰路にたどり着いた
別れてそれぞれの帰路に着く。にしても、うっとうしいのがいるなぁ…
王国側の監視の目ありで帰るのって、落ち着かない
ちらっと後ろを見ると、3から4人程度の男がちらちらとこっちを見ながら付いてくる。
と、思いながら歩いていると、前からローブを羽織りフードで顔の見えない人が歩いてきた
その人はすれ違いざまに…
と、囁いた。その後、ストーカー野郎どもの倒れる音がしたが気にせず寮に戻った
寮の階段を上がり、自室の扉を開けると…
ゼータがベッドに腰かけて待っていた
私は扉を閉めて即座にベッドにダイブする。
と、いいながらゼータは自分の尻尾を触らせてくれる
ゼータが窓から去っていき、私は気長に月が上がるのを待つことにした
そうして夕日が下り、遂にその時間が来た
日が沈み、月は顔をださない新月の今宵…
スライムスーツを纏って、フードを深く被り、部屋の電気を消す
窓から勢いよく飛び立つのだった














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。