Side gnmsさん
もう既に恒例となってしまったこの大理石の部屋で、みんなで叫ぶ。
王宮の中で、たくさんのスイーツに囲まれてパーティーがてきるなんて、改めて考えても贅沢でしかない。
…けれど、もうここまで来ると私達は慣れすら持ち合わせていた。
htmnguさんは平然としているけれど、ltさんの顔は真っ赤に染まっていて、正直面白い。
ltさんに凄い剣幕で詰め寄るhnちゃんに、堂々と冷やかすmmさん。
堂々と食べかけのケーキを差し出すhtmnさんに、たじたじになるrkさん。
…当たり前と言えば当たり前だけれど、いつも部で一緒にいる時とは少し違う姿だった。
たくさん並べられたお菓子すら、この賑やかさを歓迎しているような気がしてくる。
ワイワイとみんなが話す様子を眺めていたgsoさんが、口を開く。
彼女のチャームポイントとも言える翡翠色の瞳が、きらきらと輝いている。
…最近知った事だけど、始めはgsoさんとmtwさんで研究していただけだったらしい。
そこから仮だとは言え研究部を発足して、もう部員も11人なのだから本当に凄い。

11人だから正式な部活に出来るはずだけど、最初の部費未だにもらってないような…???
委員会と同時に出来るからと経費諸々を担当してくれているiemnさんが間の抜けた声を出す。
全てを察したmmさんの進行で、部活動申請の用意が始まる。
流石に今紙があるわけじゃないから、諸々の内容を決めるだけだけど…
思いつきで、突発的で、でも常に楽しい。
ここらしさ、が常にここには広がっているから。
…なんとなく、少し離れた場所で笑っているrimrさんの方へ行く。
嬉しそうに笑みを広げてくれる彼。
…嬉しい。
そんな想いが簡単に生まれる。
iemnさんもmmさんもgsoさんもmtwさんもltさんもupさんもrkさんも、htmnguさんだって。
みんなみんな、幸せそうだった。
…私も、rimrさんを幸せに出来たらいいのにな。
もうrimrさんは、昔みたいに苦しまなくて良いから。
一緒にいられる人になりたい。
彼のそのくせっ毛を見ていると、不覚にもそう思ってしまう。
君はきっと、私が好きなわけじゃないのに。





























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!