第27話

25話 旧交を温める
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2026/01/24 03:03 更新






🚨この注水操作は中止できません














警告音が空間に響き渡る






即座に水が狭い空間を満たしていった










あなた
ダンッ




私は苦無を2本壁にぶっ刺し、その上に乗る





隔壁以外はそこまで頑丈ではないのだ(中也も壊してたしね)








あなた
・・・ん、操れる




重水らしいから操れるのかわからなかったけど、普通にいけそう





実際川の水とか海水とか操れるわけだし、水の範囲って結構広いのかな











あっという間に私が立っている苦無のところまで重水が溜まったところで、私は手を重水に向けた





















あなた
異能力

ボコボコボコッ🫧🫧🫧












重水が浮かび上がって球体になる





私は空いたスペースに飛び降りた




目先の隔壁に狙いを定める










あなた
異能のコントロールが苦手なところがここで役立つとは




私は昔から1か100の人間だ





だから異能力は基本防御でしか使わない




攻撃に使うと強すぎて相手が死ぬか弱すぎて私が殺されるかだからだ




だからこそ今ここで出せる全力は





















私自身も威力を知らない














あなた
(これで隔壁が壊れなかったらそれはそれでショックだけど・・・保ってくれよムルソーの隔壁!!)

あなた
“雪月風花“!!













私は腕を思いっきり上から下に振った





重水は真っ直ぐ隔壁に当たり、その振動が地面を伝って足に響いた











ドカァああアアアアアアアアン💥💥💥





































中也side







🚨警告!警告!








太宰を撃った後、遠くから聞き覚えのある警報が聞こえた







中原中也
・・・あ?
太宰治
明らかに私達向けではない・・・
太宰治
でも熟練した警備員が引っかかったとも考えづらい





太宰がムクッと起き上がる





フョードル目線だと俺が太宰を撃ち殺したように見えるのだろうが、俺は重力操作で弾丸を直前で止めていた




ま、肩に撃ったやつはマジで撃ったけどな













中原中也
おいフョードルに見られてたらどうすんだ
太宰治
シグマ君がフョードルと対峙してる、こちらを見る余裕はないよ
太宰治
それに、刻限まであと少しだ
太宰治
フョードルは出口に向かってる





・・・相変わらず気に食わねぇやつだ




あと数分で自分が死ぬかもしれないっていうのに、呑気に喋ってていいのか?





中原中也
おい、まさか見に行くとか言い出さないよな
中原中也
時間無いんだろ
太宰治
見に行きたいのはやまやまだけど、生憎この足だからね
太宰治
流石に行けないよ
太宰治
残念だよ・・・人を一人見殺すことになる














・・・やっぱり気に食わねぇ





たかが一人死ぬのがなんだ





そりゃ仲間だったら俺は100%助けに行くが




ほぼ確で敵とわかってて助けに行くほど俺は馬鹿じゃない




俺よりも仲間に対して冷徹だったお前がなんでそんなに変わっちまったんだ




歴代最年少幹部さんよ









・・・本当、気に食わねぇ










なぜアイツがまだ闇の世界にいるのに






お前は光の世界に平然と立ってるんだ






誰よりも闇の世界の住人のクセによ










中原中也
言っとくがテメェに肩なんぞ貸さねぇぞ
中原中也
自力で歩きやが





ドォオオオオオオオオン💥💥💥


























中原中也
れ・・・・








とんでもない爆音が耳の中で響いた







何かが破裂したような音だ







太宰治
・・・中也、引こう
太宰治
さっきの警報は私が中也たちを閉じ込めたセキュリティと同じ
太宰治
てことは誰かが中也でも壊せなかった対異能金属の隔壁を破壊したってこと
太宰治
ここで戦いになれば、フョードルに勝てない





太宰は足の痛みに顔をしかめながら立ち上がって音がした反対方向へ歩き始めた






さっきはああ言ったが、太宰のあの歩くスピードじゃ確実に間に合わない





中原中也
おいっ太宰!!


















何者かが、俺の横を通り過ぎた気がした






気のせいかもしれない、けど、さっきの爆音からしてこの階に誰か別の人間がいることは確実だった








太宰治
!?






目の前にあった腹立つ太宰のデカい背中が消えた




さっきまでは確実に片足を引きずって歩いていたのに


































太宰治
・・・・え







ふと下を見ると、仰向けになって目を見開く太宰と





















太宰の頭と足を地面にぶつからないように支える



















あなたの下の名前の姿があった











あなた
久しぶり、太宰







中原中也
あなたの下の名前!?






俺の声がムルソー内に響く



















中原中也
あ゛っ
あなた
ムスッ・・・・




ムルソー内であなたの下の名前の名前思いっきり叫んじまった・・・






あなたの下の名前は不機嫌そうに俺を見る





中原中也
わ・・・悪い
あなた
屋上でニコライが待ってる
あなた
時間がない、ドストエフスキーが解毒剤を打つ前に追いつくよ






あなたの下の名前がそう言いながら太宰の足と肩の手当てをする





相変わらず凄い速さだ





太宰治
・・・あなたの下の名前、あなたの下の名前なのかい?
あなた
あんまり私の名前を外で呼ぶな
あなた
今私の情報はマフィアの最重要機密なんだから
太宰治
・・・・なんで
あなた
後で話す




太宰は大人しくあなたの下の名前の手当てを受けていた




昔見た光景と一緒だ





あなた
ん、できた
あなた
太宰は私が運ぶよ
太宰治
えっ
あなた
中也の異能力の方が役に立つ
あなた
あとさっき隔壁ぶっ壊したので疲れた
中原中也
やっぱあれお前のか










そのあとは時にフョードルによる攻撃もなく、難なく最上階へ行くことができた





懐かしい感じだ





あなたの下の名前と任務に行ったことはほとんどなかったが、この3人で任務にあたった時は必ず大成功してたっけ





負傷者も少なかったし



















中原中也
てかよく太宰を運べれるな
あなた
中也より身長高いからね→162cm
中原中也
たった2cmだろ!!
太宰治
うわ中也、なんであなたの下の名前の身長把握してるの?







たまにはこういうのも悪くないな











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