話の食い違い。
門に立っていなかったという美鈴。
門の所にいた美鈴と話した私達。
矛盾は、ひろがっていった。
魔理沙と顔を見合わせる。
頷き、2人で同じ考えだと確認する。
そっと、音を立てないように、扉を盾にして覗く。
その瞬間、黒い粉となって消えていく偽物の姿を見た。
消えた偽物の居た場所には、未だに槍が刺さっている。
レミリアはそこを見つめて黙っている。
こちらへ動く気配がないレミリアを、いつの間に一緒に見ていた美鈴と共に見つめる。
槍を抜き、解除したあとにトボトボと歩き出したレミリア。
部屋に入り、美鈴が周りに偽物が居ないことを確認、扉を閉じる。
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重々しく、話し始めるレミリアはどこか悲しそうだった。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。