莉犬side

急にさとちゃんに呼ばれた

なんだ？

なぜか胸が痛んだ

何故かは自分でもわかっている

きっとゆいかが好きだからだ

俺はメンバーの中で唯一さとちゃんの前の彼女との間にあったことを全て知ってる人だ

だから俺に話したのだろう

本当は…







俺が聞いているのが辛いだけだ

 








ななもりside

やっぱり急にマネージャーなんて押し付けるんじゃなかった…

…

ころちゃん…さっきから変だと思ったらその事か

俺だって…何年片想いしてるか…

俺は少しころんをからかってキッチンへ向かった

俺がタオルをすすいで氷水を用意してると
遅れてころんもキッチンに来た

　



ころんside

ｺﾝｺﾝｺﾝ

莉犬くんは1人部屋を出ていった

なー君は優しく声をかけながらさとみくんの額に冷たいタオルを載せた

本当は俺が会いに行きたいだけだから

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

ジェルくんは静かに部屋を出ていった

僕はゆいかの額を撫でる

僕はただただ慌ててしまった

なさけないな

そんなときだ

ｶﾞﾁｬ

莉犬くんは優しくゆいかの額を触ってから自分の額を触り体温を確かめていた

そう言ってからはキッチンへ向かった

・

僕はその場にたっているだけで何も出来なかった

そう言われて僕は莉犬くんと一緒に部屋を出た

…そっか、彼氏じゃないもんね。
ゆいかは僕のこと友達としか思ってないもんね…

（ちなみにここでさらっと兄弟などを紹介します）

さとみくん　一人っ子
ジェルくん　姉が1人
ころちゃん　一人っ子
なーくん　妹と弟が1人ずつ
莉犬くん　姉が1人
るぅとくん　一人っ子

ゆいか　一人っ子

です

なんてたわいもない話をして時間はすぎた

はぁ、僕も頑張らないとな…