<冨岡side>
俺は今、天界にいた。
普段なら魂の回収をしているのだが、創造神様に急に呼び出され、ここにいる。
一体なにを言われるのだろう。
怖い。
俺は感情、というものが欠落しているらしい。
あまり笑わないし、笑ったとしても他人の笑顔を見て学んだ作り物の笑顔。
感情など含まれていない。
でも、この間……、不死川の家に行った時は、少し心が暖かかった気がする。
そんなことを考えているうちに創造神様が来た。
創造神様が強い口調で言う。
そう言って俺は席を外した。
創造神様は俺を育てた、と言うようなものだが、同時に仇でもあった。
昔、俺には家族が居た。
父さんも母さんも俺と同じ、「死神」だった。
父さんと母さんは優しい死神だった。
その人とちゃんと向き合って、最後まで見放さなかった。
死ぬ必要のない人を殺すのを嫌がった。
父さんと母さんは度々、創造神様に抗議をした。
そうして、母さん達は下に落とされた。
それがどこかは分からない。
恐らく、人間界。
人間として生きているのかもしれない。
俺は父さんと母さんを探しつつ魂の回収をしている。
しかし、まだ一度も会ったことは無い。
見つからないのだ。どこを探しても、いない。
唯一残った姉さんも、俺と離された。
俺にはもう家族はいない。
もう嫌だ、、関わることもない、感情も持ち合わせてない。
死にたい、と思ったのは何回だろう。
それでも、俺達は創造神様に消されない限り、存在が消えることは無い。
死にたいと思っても、死ねない。
創造神様にとって俺は、使いやすいただ1つの駒だ。
まだまだ消してはくれないだろう。
俺は、消される日が来るのだろうか。
一生使い回されて、母さん達の所には行けないんじゃないか。
そう思わずには居られない。
姉さんにも会えないのだろうか。
何処にいるのだろう、姉さん。
会いたい、、、会いたいよ。
もう疲れた……、、1人は嫌だ。
寂しいよ……。
ごめん、義勇さんの母父あんまり覚えてないです。
姉さんはこれから出す予定です!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!