第4話

天界での過去
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2025/09/29 11:34 更新
          <冨岡side>
俺は今、天界にいた。
普段なら魂の回収をしているのだが、創造神様に急に呼び出され、ここにいる。
一体なにを言われるのだろう。
怖い。
俺は感情、というものが欠落しているらしい。
あまり笑わないし、笑ったとしても他人の笑顔を見て学んだ作り物の笑顔。
感情など含まれていない。
でも、この間……、不死川の家に行った時は、少し心が暖かかった気がする。
そんなことを考えているうちに創造神様が来た。
冨岡義勇
ッ、創造神様、御用とは何のことでございましょう。
創造神
よく来たな、義勇。
創造神
用というのは、他でもない魂の事だ。
冨岡義勇
、!
創造神
義勇、お前まだ不死川実弥の魂を回収していないな?
いつもならものの数分で回収してくるのに。
創造神
あの人間は我々にとって危険な存在になりうるのだ。さっさと魂を取ってこい。
冨岡義勇
……、申し訳ありません。もう少しだけお時間を頂ければ必ず。
冨岡義勇
それで、危険になりうるというのはどういう……?
創造神
……。お前には関係ない。知る必要のない事だ。
冨岡義勇
どういうことですか。知る必要はないなど、よほどの大事なのですか……?
創造神
うるさいッ、お前には関係ない事だ!
黙って魂を集めてこい。
創造神様が強い口調で言う。
冨岡義勇
……ッ、わかり、ました。
そう言って俺は席を外した。
創造神様は俺を育てた、と言うようなものだが、同時に仇でもあった。
昔、俺には家族が居た。
父さんも母さんも俺と同じ、「死神」だった。
父さんと母さんは優しい死神だった。
その人ターゲットとちゃんと向き合って、最後まで見放さなかった。
死ぬ必要のない人を殺すのを嫌がった。
父さんと母さんは度々、創造神様に抗議をした。
父さん
創造神様!なにもこんなに小さな子供を殺す必要は無いと存じます!この子が一体何をしたと言うのですか?!
母さん
そうです!この子は何をしたのですか?犯罪を起こしたわけでもないでしょうに。何故、私達は奪い続けなければならないのですか?!
創造神
……、うるさい。それが我々にとって必要な事だからだ。
創造神
魂がなければここ天界は維持できない。仕方のないことだ。
母さん
それなら、そんな事のために人の命を奪うならッ、
父さん
こんなところ、無くせば良いのでは無いですか?!
創造神
なんだと?!無礼者!お前達を作ったのは誰だと思っている?お前達は追放だ。この天界には二度と戻っては来れないだろう。
そうして、母さん達は下に落とされた。
それがどこかは分からない。
恐らく、人間界。
人間として生きているのかもしれない。
俺は父さんと母さんを探しつつ魂の回収をしている。
しかし、まだ一度も会ったことは無い。
見つからないのだ。どこを探しても、いない。
唯一残った姉さんも、俺と離された。
俺にはもう家族はいない。
冨岡義勇
父さんッ、母さんッ、、姉さん……ッ、
もう嫌だ、、関わることもない、感情も持ち合わせてない。
死にたい、と思ったのは何回だろう。
それでも、俺達は創造神様に消されない限り、存在が消えることは無い。
死にたいと思っても、死ねない。
創造神様にとって俺は、使いやすいただ1つの駒だ。
まだまだ消してはくれないだろう。
俺は、消される日が来るのだろうか。
一生使い回されて、母さん達の所には行けないんじゃないか。
そう思わずには居られない。
姉さんにも会えないのだろうか。
何処にいるのだろう、姉さん。
会いたい、、、会いたいよ。
もう疲れた……、、1人は嫌だ。
寂しいよ……。
ごめん、義勇さんの母父あんまり覚えてないです。
姉さんはこれから出す予定です!

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