第2話

白ロイ【鳥籠の中の孔雀】
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2023/09/23 08:53 更新
あなたは知っていますか?大切な者を失う悲しみを。

あなたは知っていますか?大切な者への愛情を。

お前・・は知ってるか?大切な者への自分の向ける愛情を。

そしてお前は知ってるか?愛の恐ろしさというものを。俺の愛の恐ろしさを。

それはきっと誰も気づかない。

何故ならもう、俺は

とっくに堕ちているからだ。
月詠白鳳という人間は愛が故に不幸が起きているような感じがする。月詠白鳳は月詠琴葉を愛した故に失った。月詠琴歌を大切にした故に彼女と離れていった。

俺は自分がそういう人間だと思った。

…今、俺に見えるのは美しきラピスラズリ。

その美しき海のような瞳に引かれてしまった。

身体的才能を失って弱くなった、脆くなったこいつに引かれてしまった。

もう失わないためにはどうすればいいか?
月詠白鳳
…答えなんてこれしかねぇよな。
俺は目の前の美しい宝石を両腕で抱える。近くには飲みかけのコーヒーがある。そのコーヒーには粉末状の睡眠薬を入れた。ーこいつはなにも疑わずに飲んだ、俺を信頼しているからなのだろうか。
月詠白鳳
信頼してくれているのは嬉しいが、俺はそれだけじゃ足りねぇんだよ、ロイド。
もっと俺に墜ちてほしい。俺を愛してほしい。俺以外触らないでほしい、見ないでほしい、俺以外の料理を触らないでほしい、俺以外の服を着ないでほしい、俺以外に顔を見せないでほしい。

俺はきっと歪んでいるのだろう。そう思いながらひそかに作った、誰にも気付かれない地下室への階段を降りていく。

その地下室は普通の家のように作った。ベッドがあって、ソファがあって。クローゼットがあってキッチンがあって。…一見普通に見える地下室。

ベッドに置いてある足枷と手錠、目隠しさえ除けばな。

俺は静かにロイドをベッドに置き、手錠と足枷を付ける。そして目隠しを付ける。

この地下室は俺のオーラで出口が反応するようになっているためロイドが自身で出ることは間違いなく不可能だ。

俺しか知らない部屋。

待ってろよ、ロイド。

もう俺が、お前が、傷つかないために。

美しい孔雀は鳥籠の中に閉じ込めないと、いけないんだよ。そうしないと、

お前を守れないからな?♡
【ロイドside】
ロイド・ラヴァシス
…ん…
目が覚める。

俺が何をしていたかが覚えてない。とりあえず周りを見ようとした。…だが、
ロイド・ラヴァシス
ッッ…、見えなッ…!!?
目を開けても視界が真っ暗だった。おそらく目隠しをされてるのだろう。…おそらく自分はベッドに座っている。…目が見えないとなると余計に動くと頭をぶつけたりしてしまうだろう。尚且つ足枷と手錠が付いている、そもそも動けないのだ。となると抵抗はできない。さらにオーラと能力が使えない手錠が使われているのだろうか、オーラも上手く練れないのだ。
ロイド・ラヴァシス
…誰だ、こんなクールじゃねぇことする奴は…
そう言ってると、

キィィ…

コツン、コツン、コツン…カツン…

扉が開き、こちらの方に人が向かってくる。足音が段々大きくなり、段々俺に近づいてくる。そして、

ー俺を監禁した奴は無言のまま俺の目隠しを一気に外した。
ロイド・ラヴァシス
ッッ誰だッ…こんなクールじゃねぇことしてる…の…は…??





















月詠白鳳
目覚めたかロイド、おはよう。
ロイド・ラヴァシス
…白、鳳…??
世界最強、月詠白鳳が犯人…???

どういうことだ??奴は琴葉や琴歌に未練がある、第一何故俺なんかをこんな目に合わせる?これをした理由に恋愛感情が関わっているはずがない。絶対違う。そうだと信じたい。

しかし目の前の奴は異常だ。頬を赤らめながら目を細め、俺の頬に優しく触れる。それがくすぐったく感じるが、それすら今は俺は気にしない。問題はこの世界最強が俺を監禁しているということなのだから。
月詠白鳳
…そんなに怯えてどうした?…俺が怖いか?
ロイド・ラヴァシス
…怖いに、決まってるだろう…お前がこんな行動を取るなんて、気でも狂ったかッッ…!?
月詠白鳳
…狂っているわけねぇだろ?
ロイド・ラヴァシス
…は?
俺が腑抜けた声を出すと同時に白鳳が俺の肩を掴み俺に向かってにっこり、暗く黒い笑顔を見せ、口を開ける。
月詠白鳳
お前があの頃からずっと好きだった。お前に惹かれてた。そのまるで宝石のような美しく綺麗な髪と瞳、華奢な体、【クール】という口癖、どれもこれも全て全て俺は好きだ。全部全部全部全部全部愛してる。
ロイド・ラヴァシス
はく、ほ…??
月詠白鳳
だから、俺のモノになれよ、ロイド?
俺はその狂った鳳凰に抵抗できなかった。

その鳳凰は欲しい物を買ってもらえて喜んでいる少年のように見える、黒い笑みをずっと浮かべていた。















ロイド・ラヴァシス
ッッ…あ゛ぅ゛ッ…ふッ…/////♡♡
月詠白鳳
……声抑えるなよ?
ゴリュッッッ…グチュッ…
ロイド・ラヴァシス
ッッう゛ッ…や゛ッッ…い゛ゃッ…////♡
二時間ほどずっとやられっぱなしだ。何回イったのかすらも覚えていない。ただただ二人きりの部屋に俺のやけに甲高い喘ぎ声と荒い息、クチュ、グチュッ…と鳴る水音、そして肌と肌がぶつかり合う音が響き渡る。

ただただ俺は快楽に抵抗することもできないため、唇を必死に噛み締めて声を抑えることしかできない。そのためか、口から血が垂れていく。口の中にも血が入り込んできて、俺の口内に血の味が広がり、鼻に血の鉄臭い匂いが通ってくる。
月詠白鳳
…だから声抑えんなよ。
ロイド・ラヴァシス
ッッあ゛ッ!?///♡♡
口の中に指を突っ込まれて声が余計出るようにされる。ただでさえ自分の声が抑えていても部屋の中に響くのに、抑えなかったらどうなる?

そう考えると絶望が、恐怖が心の中に広がっていく。
月詠白鳳
…続けんぞッ…
ロイド・ラヴァシス
い、いやだッッ!!///♡やめッッ!//
ゴリュッ
ロイド・ラヴァシス
あがッッ…!!?/////♡♡
今の一突きでまたイってしまう。視界が多大なる疲労感のせいか真っ暗になっていく。
月詠白鳳
…なぁロイド、もうお前は逃げられねぇからな?
ロイド・ラヴァシス
…ぁ…う…//♡♡
もうどうでもいいや。

ここに居ればずっと幸せになれるから

もう全て投げ出してしまえばいい。

…白鳳がずっと助けてくれるから。

もう、何でもいい。










美しき孔雀は鳥籠に閉じ込められる。

孔雀にとっては幸せでも。

他から見たら不幸に見える。

美しき孔雀は、二度と鳥籠から出られない。
リクエストありがとうございました!

白ロイ書くの楽しいですねヤンデレ書くの楽しいですねうへへのへ((

では、また次回お会いしましょう。

おつチョコ!

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