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第1話

許せる訳ないじゃん、
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2023/09/30 12:36 更新
拝啓、凪誠士郎様へ。





こんな形になってしまった事をどうかお許しください。





貴方に逢えた事を心から嬉しく思っております。
ー凪視点ー

君が居なくなったのと入れ替わる様に、
1つの手紙と誕生日にプレゼントしたネックレスが置いてあった。







ー手紙ー


拝啓、凪誠士郎様。

こんな形になってしまった事をどうかお許しください。

貴方に逢えた事を心から嬉しく思っております。

貴方には今まで言えませんでしたが、私は



記憶喪失



になってしまいました。

貴方はこれを読んでどう思うんでしょうか?

私 を愛してくれた貴方には申し訳ないですが、

私には今、貴方との記憶がありません。

高校生に入ってからの記憶が無いそうです。

私は今、中学三年生の気分ですが、

高校三年生なんですね。

知りませんでした。

そして貴方は物凄く人気者な方なんですね。

ぶるーろっく?という所で凄く有名になって、

高校生にしてプロなんですよね。

そんな貴方が私を何故彼女にしてくれたのかは、

記憶のない私でも、昔の私でも

本当に分からないそうです。

何故分かるかと言うと、

昔の私の日記を見たからです。

彼女にしてくれたと言うことは、

記憶を失う前の私が好きだったと言うことですよね?

なら喜んでいいと思いますよ。

日記の中身は全て貴方に関する物でした。

相当貴方の事が大好きだったのだと思います。

6冊程に及んでいましたから。

けれど、今の私では貴方には見合わないし、

貴方の愛した 私 では無いから、

貴方の傍を離れさせて頂きます。

こんな身勝手を 貴方、そして昔の私、

許してください。

貴方と顔を合わせて話すと、きっと貴方は

「どんな私でも愛す」

と言ってくれるんじゃないかと思いました。

日記を通して貴方の性格を考えてみたので

大体は察せました。

心が揺らいでしまったら、きっとダメなので、

手紙という形でのお別れとなってしまいしたが、

2つ、貴方に言わせてください。



昔の私を愛してくれてありがとうございました。



そして、





こんな私を、お許し⬛︎だ⬛︎い.



ど⬛︎か、⬛︎⬛︎気で.
手紙はここで終わっている。

⬛︎の部分は滲んでいて読めなかった。

記憶は飛んでも、性格は変わらないのだなとひしひしと感じた。だけど、


ゆるせるわけ、ないじゃん、。

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