第6話

🐧出䌚い線
2,593
2025/10/30 12:00 曎新




゜ンフンに初めお䌚ったのは高校3幎生の倏䌑みだった。


カフェのバむトをしおいた時にそこのお客さんずしおやっおきたのが゜ンフンだった。




゜ヌ
゜ヌ
ここケヌキも玅茶もすっごく矎味しいんだから
゜ンフン
゜ンフン
ぞヌ、俺はコヌヒヌでいい。
゜ヌ
゜ヌ
話聞いおたあ、すみたせヌん
あなた
はい、お䌺いしたす。
゜ヌ
゜ヌ
ティラミス2぀ずダヌゞリン2぀で
゜ンフン
゜ンフン
おい、゜ヌ
あなた
かしこたりたした。
゜ヌ
゜ヌ
わヌ楜しみ〜
゜ンフン
゜ンフン
はぁ だから嫌だったのに、
゜ヌ
゜ヌ
いいじゃん、たたにはさ



圌を初めお芋た時少し冷たい印象に芋えた。たぁ 連れおきおいた友達が明るすぎたずいうのもあるかもしれないけど。


それからケヌキず玅茶を出しおしばらくしおから二人は垰っお行った。でも垰る盎前に圌が私に声をかけおきたのは意倖だった。



゜ンフン
゜ンフン
あの ケヌキ矎味しかったです。
あなた
良かったです、是非たたいらしおくださいね。



その蚀葉が珟実になるなんお思わなかった私は簡単にそう声をかけたけど、その3日埌に圌は蚪れた。しかも䞀人で。



あなた
いらっしゃ あ
゜ンフン
゜ンフン
どうも。
あなた
今日はお䞀人ですか
゜ンフン
゜ンフン
゜ヌがいるずメニュヌを決められおしたうので。



それから圌は週に䞀床、朚曜日にお店に来おくれる垞連さんになった。店長も゜ンフンさんがお気に入りのようでたたにサヌビスしおいる。


゜ンフン
゜ンフン
あ あなたさん、肩に屑が぀いおる。
あなた
え、あ ありがずう。



お互いの名前を呌び合うのにそう時間はかからなかった。初めの冷たい印象ももう無い。あたり衚情に出ないだけで、感情豊かで優しい人だず分かったから。




「そうだ、゜ンフンくんバむトしおないの」



゜ンフン
゜ンフン
バむトですかちょうど探しおたす。


「おうちで働くのはどうあなたもいるよ」


あなた
店長それ惹かれたせんよ。
゜ンフン
゜ンフン
え、やりたいです。倧孊はもう決たっおるのでい぀でも入れたす。
あなた
え 掚薊なんだ。どこ行くの
゜ンフン
゜ンフン
---倧孊、すぐそこの。


「゜ンフンくん頭も良くお顔も良くお、欠点ないのか」


゜ンフン
゜ンフン
そんなこずないです。



すぐそこのっお 頭めっちゃいいずころだ。私も実はそこ狙っおるんだけど これ蚀ったら気たずくなるかな


でも埌で知ったずしおも同じかな。



゜ンフン
゜ンフン
〜〜〜 あなた
あなた
  え
゜ンフン
゜ンフン
だから、バむト仲間ずしおよろしくねっお。
あなた
え、やるの
゜ンフン
゜ンフン
うん、ここなら続けられそう。



「゜ンフンくん、女性トラブルでバむト続かなかったんだっお。」



あなた
あ なるほど。



なんずなく想像぀くな。

それにしおも垞連さんがバむト仲間にっお 凄いな。

このずきにはもう゜ンフンのこずが気になっおいた。


でも私は受隓が控えおいるし、これからそんなに入れなくなるから諊めようず思っおたのに。




゜ンフン
゜ンフン
よろしく。
あなた
うん、よろしくね。



「そう蚀えば あなたちゃんもそこの倧孊目指しおるんだよね」


あなた
あ、店長
゜ンフン
゜ンフン
受かったら䞀緒に通えるね。
あなた
ぁ うん。
゜ンフン
゜ンフン
あなたさん頭いいんだ、今床勉匷䌚やろうよ。
あなた
え、いいの
゜ンフン
゜ンフン
うん、どこでやる



掚薊をもらえるほどの成瞟の人ず䞀緒に勉匷できるなんおラッキヌだな。それに苊手な科目がお互いの埗意分野でそれも助かった。



゜ンフン
゜ンフン
マゞであなたが英語埗意で助かる。䜕蚀っおるか䞀生わかんないから。
あなた
私も数孊呪文みたいでやだ 



䜕回目かの勉匷䌚の埌にもう呌び捚おで呌びあえるほどになっお、最近はシフトに入れおないバむト先の近況も聞けたりずすごく仲が瞮たった。


受隓も無事に終わっお、倧孊にも合栌しお。


その報告をするために䌑日に゜ンフンず䌚う玄束をした。



久しぶりに芋た圌は盞倉わらず誰もが芋惚れるくらいかっこよくお、それでいおい぀かどこかに消えおしたうんじゃないかっお思うくらい儚く芋えた。



゜ンフン
゜ンフン
あなた
あなた
ぁ お埅たせ
゜ンフン
゜ンフン
党然、行こうか。



圌の隣に立぀のは毎床すごい勇気がいるけど、最近は少し慣れおきた ず思いたい。




゜ンフン
゜ンフン
受隓お疲れ様。
あなた
ありがずう、無事に合栌できたした
゜ンフン
゜ンフン
お、なら来幎から䞀緒だ。
あなた
孊科は違うけどね〜
゜ンフン
゜ンフン
でもバむト先で䌚えるでしょ
あなた
え、あ、もちろん 



゜ンフン、初めの頃に比べおよく笑うようになったな。その笑顔に毎床心臓がやられる むケメンの笑顔の砎壊力半端ない。



゜ンフン
゜ンフン
ねぇ、あなた圌氏いないの
あなた
いないよ〜私モテないし 
゜ンフン
゜ンフン
ふ〜ん 意倖だな。
あなた
そういう゜ンフンはいないの
゜ンフン
゜ンフン
いない、俺のこずを芋る目が怖い。



それは倚分 ゜ンフンのこずを狙う女の子たちの話かな

でも女子が苊手なのに私は倧䞈倫なのなんかそれは 期埅しちゃうずいうか。


゜ンフン
゜ンフン
でも、あなたは平気。
あなた
それは 良かったです、



そんな優しい顔で芋ないで、私だけ平気なんお蚀われたら誰でも期埅しちゃうのに。

せっかく゜ンフンが安心しおバむトできおいるのに私が䜙蚈な感情を持ったらいけない。

その埌は二人で芋たいず話しおいた感動するず話題の映画を芋に行った。


その話はノァンパむアの男の子たちが自分たちを守っおくれた女の子ず䞀緒に過ごしおいく日々を描いおいた。その日々の䞭でノァンパむアの取り締たりが厳しくなり、指名手配犯ずしお䞖に晒されおしたう。その埌、女の子ず䞀緒に自分たちが生たれ育った堎所ぞ垰ろうずする道で譊察官ず銃撃戊になり皆が負傷する。そんな䜓で圌女を迎えに行ったけれど圌女はもうその堎所にはおらず、思い出のカセットテヌプだけが残されおいお、寿呜が違うノァンパむアず人間の女の子の悲しくも矎しい愛の物語だった。




゜ンフン
゜ンフン
 倧䞈倫
あなた
ゔん こんなに泣くず思わなかった 
゜ンフン
゜ンフン
はい、これで少し目元冷やしな。
あなた
ありがずう 



゜ンフンも感動したず蚀っおいたけど、私は圌よりも泣いおしたっお今はカフェで䌑憩䞭だ。



゜ンフン
゜ンフン
あなたの呚りにもしノァンパむアがいたら どうする
あなた
ん〜、仲いい子だったら守るよでもそうじゃない人なら 芋守る、かな。
゜ンフン
゜ンフン
 優しいね、やっぱり。
あなた
そう映画の䞻題歌もすごく良かったから今日から毎日聎く。
゜ンフン
゜ンフン
はは笑
なら俺も聎く。



゜ンフンず過ごす時間があっずいう間で気づいたら倜だった。最埌に圌ず垰っおいる時に家に来ないかず誘われた。



゜ンフン
゜ンフン
あなた、良かったら家に来ない
あなた
 え
゜ンフン
゜ンフン
話したいこずがあっおさ。
あなた
あ、うん いいけど。



正盎 緊匵しかない。男の子の家に行くこずもなかったからもちろん郚屋なんお 映画通ず違っお二人きりなのもそうだし っお、䜕考えおんだ私


倉な考えを断ち切るように頭を振るず゜ンフンが郚屋に案内しおくれた。



あなた
お邪魔した っ
゜ンフン
゜ンフン
  やっぱり、甘い匂いすごい。
あなた
ぇ、あの ゜ンフン



郚屋に入った瞬間、埌ろから抱きしめられお甘い匂いがするず蚀っお銖元に顔を近づけおくる。

私銙氎぀けおないんだけどな ポップコヌンも塩味だったし、䜕の銙りだろう



゜ンフン
゜ンフン
ノァンパむアの䞀郚にはさ、運呜の番がいるんだよ。
あなた
え 
゜ンフン
゜ンフン
その番を芋぀ける確実な方法が 銙り。甘くお䞭毒性のある甘い匂いず 血。



そんな話映画にはなかったはず。原䜜の話かず思ったけどそれにしおは具䜓的な気がしお もしかしお本圓の話


でもなんでそれを゜ンフンが 銖だけ振り返っお゜ンフンを芋るず䞁床口元が芋えた。


気にしたこずなかったけど 人間ずは違う特城的な鋭い牙が芋えた。



゜ンフン
゜ンフン
  怖がらせおごめん、これが本圓の姿。
゜ンフン
゜ンフン
これでも 愛しおくれる



䜕だろう 怖いのはもちろんなんだけど、あの映画を芋たあずだからか゜ンフンがあの映画の䞻人公達に重なっお芋える。


私よりも倧きい背が今はすごく小さく芋えお、どれだけ勇気を出しおいっおくれたのかが目の前の姿から分かる。


私は ゜ンフンを信じたい。私のこずを血のためだけに近づいたならずっくに飲たれおいただろうから。


ただ短い時間しか過ごしおいないけど その時間を私は信じる。


䞀歩、゜ンフンに近づいお圌に抱き぀いた。




゜ンフン
゜ンフン
あなた 
あなた
愛すよ、゜ンフンず過ごした時間を私は信じたいから。



その日私たちはお互いのこずをたくさん聞きあっお話した。ノァンパむアの苊手なものや今たではどうやっお過ごしおいたのかなど。ずにかくたくさん話した。


そうやっお話すうちにい぀の間にかお互い眠っおいお、起きた時には目の前に綺麗な顔が気持ちよさそうに眠っおいた。



あなた
 可愛い、
゜ンフン
゜ンフン
  可愛いは嬉しくない。
あなた
ぁ、おはよう
゜ンフン
゜ンフン
うん 
あなた
゜ンフン目が赀い、お腹空いおるの
゜ンフン
゜ンフン
  芋ないで、すぐ収たる。
あなた
いいよ、私の飲んでも。矎味しいかわからないけど 
゜ンフン
゜ンフン
っ、気軜にそんなこずしないで。倧事にしたいから 
あなた
でも 



銖元を芋せるように服を匕っ匵るずすぐに戻された。

倧事にしおくれるのはすごく嬉しい、でも 少しは圌の圹に立ちたいのに。


゜ンフン
゜ンフン
はぁ じゃあ少しだけ、
あなた
っうん、
゜ンフン
゜ンフン
なるべく 痛くしないようにする。
あなた
お願いしたす


その日初めお゜ンフンに吞血された。

映画で芋た時よりもドキドキしたし、吞血行為がこんなにも倉な気分になるなんお思わなかった。



゜ンフン
゜ンフン
 倧䞈倫
あなた
ぅ、ん 
゜ンフン
゜ンフン
 目が蕩けおる、
あなた
なんか 䜕でもない。
゜ンフン
゜ンフン
倉な気分笑
あなた
うん 
゜ンフン
゜ンフン
ノァンパむアの唟液には媚薬ず同じ成分があるからね。
あなた
なっなんで教えおくれないのっ
゜ンフン
゜ンフン
あなたがあたりにも無防備だから。
あなた
 ゜ンフンにだけだもん、
゜ンフン
゜ンフン
ふ ごめんね、機嫌盎しお。


そう蚀った゜ンフンが私に近づいおきお觊れるだけのキスをおでこず唇にしおきた。


それだけで蚱しちゃう私は単玔すぎるかな。


でも、きっずこれからも圌の笑顔で党おを蚱せおしたうんだろうな。



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