その後しばらくすちの様子を見た。
俺もいるまたちの方見に行こっと
きっと向こうもどっちかが......
考えたくも無いや。
そこには泣いてる いるまと、なつが居た。
うわぁ.....
聞づらいなぁ
いるまの声は弱く小さかった。
らんらんには嘘をついた。
まだ、傷が痛い。
俺は痛みに怖いし弱い。
らんらんは俺の為に頑張ってくれたんだから
俺も頑張らないと。
この様子は負けたのはこさめちゃんかな....?
そんな重いのかな....?
予想とは裏腹に
ひょこっと姿を現した こさめちゃんは
なんと言うか
笑顔だった。
まぁ、俺には
無理に笑ってる様にしか見えないけどね
無理はない
こんな状況だし。
それから俺の意識は また プツンと切れた。
今度は、誰だ?
寝起きだからか ぽやぽやする.....
俺は眠い目を擦った
みこちゃんか、
ペアに規則性はあるのか。
ペアに意味はあるのか。
分からない事はまだ沢山。
もう聞き慣れたノイズ。
次は なんだろう
痛いのは、嫌だな.....
え?
俺.....?
痛いのは嫌だよ...
ゆっくりみこちゃんの方を見る。
今にも泣きそうな顔。
他の人が傷つけるならまだしも
自分が傷つけなければいけないなんて.....
酷すぎるよ
みこちゃんと目が合う。
こんな時らんらんだったら.....
さっきみたいに
優しく寄り添ってくれるんだろうな。
でも、俺はらんらんじゃない。
らんらんみたいに寄り添えない。
怖いから。
俺が弱いから。
でも、勇気を出さないと....
俺はみこちゃんの手を掴んだ。
ザクッ
俺はナイフを自分の左腕に刺した。
ギュッ
俺はそっとみこちゃんを抱きしめた。
みこちゃんは、
堪えていた物が溢れ出た様に泣き出した。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。