体育の授業
大飛side始
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「優太っパス!」
優太「ッ!!」
トントンキュ
バコン
「優太っ!やっぱすげぇな!」
「流石プロテスト受けるほどだわ」
優太「別に、試合がしたくてテスト受けたんだよ」
「プロになりたくて受けた訳じゃ」
「うッ!!ちょッはぁッ……うっ……」
「苦しッ……」
バタン
「優太?」
「優太ッ!!」
彪雅「どうした!?」
「優太が急に倒れて!」
彪雅「とりあえず先生呼んでくる、!」
バタバタバタバタ
先生「佐藤大丈夫か!?」
先生「今救急車呼ぶから待っとけな」
優太「はッ…い」
どうしよう、
俺が無理に試合後練習付き合ってって言ったからか?
でもその前は元気だったし
先週も全然元気だった
優太がなんかの病気を持ってるってこと?
でもずっと元気だし……
頭がパンクしそう……
彪雅「大飛、落ち着け」
彪雅「まだ死んだわけじゃないんだから」
彪雅「まだ意識はあった」
「優太なら大丈夫かな?」
彪雅「おうッ!優太はああ見えて強いからな!」
「だよね…笑」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。