ジミンの恐怖を粉々にしてしまいたい。
ジミンの涙で酔いつぶれたい。
私以外にその笑顔を見せないで。
ジミンの心に触れたい。
そして手の平で潰したい。
泣いて、お願いさせたい。
ジミンは全ての嘘を認めて。
私たちは恋人じゃない でも友達以上。
ジミンが言ったすべての言葉を消してしまいたい。
もうジミンを乗り越えるのに涙はいらない
朝まで誰か新しい人と踊り続けてやる。
今夜私はジミンを乗り越えるんだから。
悪い夢を見たの。
それは新鮮な感じがした。
ジミンの腕に抱かれるんじゃなく、
ジミンの足元で私はすがってた。
とてもつらい夜だった。
私はただまくらを強く抱いていた。
ジミンは私を愛してくれなかった。
いや、あれはジミンと私じゃない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!