第6話

仕えている方の仕えているお方
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2026/03/31 02:00 更新
ダリside
明かりがまぶたの裏に淡く照らされ、その眩しさに目を開ける。

見知らぬ天井が視界いっぱいに広がる。ここはどこだろうか。
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
・・・・・・・・・・・。(・ω・。)キョロキョロ(。・ω・)
ツルギ
あっ、起きた。
おはよう、ダリ。
突然声をかけられたと思ったら、2つの新緑色と視線がぶつかる。ツルギ様が顔を覗き込んでいるらしい。


しかし、寝起きで頭が待っていないので、突然のことについていけない。
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
えっ、あっ、おはようございます…………。
・・・・・・・・・・・・・え?᪤ࡇ᪤
ツルギ
フッ、ここは会議しに来てるところの一部。
救護室だよ。体調は?
そんな僕を見て面白かったのか、ツルギ様は破顔して今いる場所を教えてくださった。

体調はどうかと聞かれたので、「大丈夫です」と答える。
ツルギ
そ。君で最後だよ。今日一日は安静にね。
そう言ってツルギ様は白衣を翻して去っていこうとする。
その背中を数秒ボーっと見つめてから我に返り、慌てて呼び止める。
       ↑こんな感じの白衣
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
・・・・・あっ、あの!!
ツルギ
ん?
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
・・・・・申し訳ございませんでした。生徒を守りきれず……。
ツルギ
・・・・・・・・・・・・・。
ツルギ様に対して、今できる範囲で深く頭を下げた。ツルギ様は何もおっしゃらず、じっ、とこちらを見ている。

あぁ、やはり怒ってらっしゃる。守りきれなかったから、不甲斐なかったから……。
ツルギ
気にするな。あの怪我は死んでいてもおかしくない怪我だった。その怪我を負ってまで守ろうとしたんだ。感謝ではなく、罵声を浴びせようとは思わないさ。

穏やかな声で、頭に何かが柔く乗った。頭を上げるとツルギ様の手が頭に乗っていた。それを見てようやく理解した。頭を撫でられているのだ、僕は。この方に。頑張ったなと、偉いぞと言うような眼差しで。
ツルギ
ただ、頑張りすぎるのも考えものだがな。
もう少し自分の身を大事にしろ。
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
はい………………。

怒っていらしたには、いらしたが、心配させるなという旨の怒りだった。やはりこの方はお優しい…………。
ツルギ
ちなみに、全員心配してたからな。君があったことないような人も。
前言撤回。この方“たち”だ。

本当にお優しい方々だ。何故そこまでできるのか…………。
ツルギ
明日、君たちに会わせたい方がいる。俺たちが仕えているお方も君のことを心配していらしたよ。目が覚めないからね。
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
ツルギ様が仕えている方がいらっしゃるのですか?
はじめて存じ上げたのですが・・・・・・。
ツルギ
そりゃそうさ。極秘だからな。
しかし、あの方が会いたいとおっしゃったのだ。会わせるしかないだろう?だから、早めに治して、あのお方を安心させてくれ。

“あのお方”という人を語るツルギ様はとても優しい眼差しをしてらした。それほどまでに大切にされているんだろう。
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
分かりました。頑張ります。
ツルギ
無理はするなよwꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
はい。
ツルギ様が仕えている方に会ってみたいという欲もある。
悪魔は欲に忠実だ。今はこの欲に従おう。
ツルギたちがいる場所のイメージですが、漫画とかでよく見る、王族の城だと思ってください。
ルナが寝ている場所は王女らが寝るような部屋まんまのイメージです。

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