入ってきたのは身長の高い
パーカーのフードを被っている男の子 。
時間は20時前後 、外は真っ暗
ここの常連さんか なにかなのかな 、
と思った時だった 。
とフードを取り背伸びをする 。
白色の髪の毛に赤い目 、そして少しツリ目気味 。
そんな彼はぐっと背伸びをした後 、
私を見て固まった 。
すると
と呆れたような少し笑っているような
そんな表情で男の子を見つめる店員さん 。
この人がきっと " かなえ " さん なのだろう 。
私を挟んでそんな会話を交わす2人を
ひたすらボーッと見つめていると
言い私に優しく笑いかけてくれた 。
と言うと どうも 、と言って
1つ席を空け隣に座るお友達さん 。
なんか 、気まずそう 、だなぁ 、
早く帰った方がいいかなぁ 、
なんて思っていると
と笑顔で聞いてくれる 。
その言葉に慌てて私は
さっき言おうとした言葉を伝えた 。
と言って店員さんは作ってあったココアを
お友達さんに提供したあと 、
ちょっとまっててね
と言いカウンターの中にある扉を開け
別室に入っていった 。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。