第8話

入学生は超優等生!?
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2025/12/27 08:35 更新
??
すみません、遅れました。
突然の声で全クラスメイトが後ろを向いた。

「遅刻ですよ、入学早々。」
この子が…入学説明の時に言われた、例の入学生?
授業について、一通りの説明が終わったものの
私はどうしても落ち着かなかった。

だってむずすぎない!?
1番低いのも10メートルくらいの距離だよ?
??
君も…、入学したばっかりなんだって?
あなた
うん!
あなた
私はあなた! あなたの名前は?
フィンランド
ミナはフィンランド。好きに呼んで
あなた
じゃあ、フィン君って呼んじゃおっかな?
フィンランド
そっそんなあだ名初めてだ
あなた
ごめん、嫌だったかな…
フィンランド
いやむしろ嬉しくて、人間と関わることもなかったし…
照れ笑いする彼は、クールな容貌の割に可愛らしかった














低いゴールには、どんどんボールが溜まって行くが、

1番高いゴールには誰一人投げ入れることが出来なかった。

あなた
(私はまだ1番低いゴールにさえ、入れることが出来てないんだけどね…)

そんな時、

いきなり黄色い歓声が聞こえてきた


「あいつまじか!」 「凄すぎる!かっこいいっ」


「わぁぁ!! 」「本当に人間かよ!? 「すご!?」


「もしかして、?」 「負けてられない!!」
あなた
(どうしたんだろう?
あなた
(って…1番高いゴールにボールが!?)
あなた
(あれってただ無茶ぶりでしょ!!)
あなた
(一体誰が…)


慌てて目を向けると、






そこには、










優しい微笑みを浮かべるフィン君の姿が___







おかしな話かもしれない、




でも私は確信してしまった。





息を荒らげる様子もなければ、




疲れた様子も微塵も感じない。





彼は、きっと






"魔法、せいぶつ…?"









\\キーンコーンカーンコーン//



鳴り響くチャイムの音、お昼の時間だ。


もうこんな時間!?

あなた
食堂は…、確か

クラスメイトの後ろへついていき、食堂に着いた


そこでは話題となった"転入生の話題"で持ち切り



勝手な想像だけど、フィン君がもし本当に魔法生物なら
バレちゃうのはかなり危ない!


日本くんが言っていたように魔法生物は最近危ないと言
われて悪いイメージがあるから…
??
ねぇねぇ!
調合が得意って教えてくれた人だよね!

突然、後ろから声をかけられた。

背が低くて、オッドアイのこの子は…今朝質問してくれた子!
あなた
うん! そうだよ〜!!
??
僕、あんまり調合?は詳しくないから今度教えてほしい!
??
授業もあるんだけど、苦手科目なんだぁ…
あなた
へぇ、そんな科目もあるんだね!? もちろん!
??
ありがとう!
あなた
そういえば、君のお名前は?
パラオくん
僕はパラオ!
えへへ、言うの忘れちゃってたや
あなた
パラオ君か!これからよろしくね〜!
パラオくん
うん!
パラオくん
よければでいいんだけど、お昼一緒に食べない?
パラオくん
内いt…日本といつも食べるの!
みんなと顔見知りなんでしょ?
あなた
いいの? この学校来たばかりで一緒に食べる人いなかったから嬉しい!
にゃぽん
あっあなたの下の名前ちゃん〜!!
さっきぶりだね!
あなた
にゃぽんちゃん!それに日本くんも…!
日本
あなたの下の名前さんは何頼んだんですか?
あなた
私は色々悩んで、1番人気らしいハンバーグ定食にしたよ〜!
あなた
みんなは何食べるの?おすすめとか聞きたいなぁ
パラオくん
僕はこれ〜!
日本
私はこの魚の…、
にゃぽん
お兄ちゃん相変わらず渋いよね〜!
私は___
















にゃぽん
あなたの下の名前ちゃんはさ、仲良いの?
にゃぽん
私たちのクラスの"話題のあの子"
あなた
フィン君のこと?
パラオくん
授業前に話してたもんね!
あなた
う〜ん、まだ心を開いてくれてない気がするんだよねぇ… 
あなた
私としては仲良くなりたい!
同じ転入生だもん〜
ふと、

辺りを見回すとひとりご飯を食べているあの子がいた。





その時、嫌なことを耳にしてしまった




「あいつ、絶対おかしいだろ人間なの?w」



「薬でもやってるんじゃないの?」




「やめなよ〜、聞こえるってば(笑」





わざと大きな声で言っているのだろう




私も、言われていたから分かってしまう




悪口って、




ちょっとした一言でも人を信用出来なくしてしまう




一生の傷が残るんだ




でも、言った側は何事も無かったかのように感じる




何故って?









"忘れてしまうから、"











何かが上手くできても、
全く出来なくても批判されるなんて…難しい世界だ
あなた
日本
あなたの下の名前さん?
どうかしましたか?


私は席から立ち上がった






いてもたってもいられなくて、許せなくて


あなた
あなた達、やめてください
あなた
なんでそんな事言うんですか?
あなた
凄かった、それだけでいいじゃないですか



「なに?こいつ、うるさいんだけど」





それだけ言い残して、ガラの悪い集団は去っていった











"私は助ける側になれたのだろうか?"














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