マンちゃんは、私と付き合って幸せになれるの?
こんな私がマンちゃんと一緒にいてふさわしいの?
絶対にふさわしくない...悪化したことだって隠したまんまだし...何より私はマンちゃんのことを忘れてたんだよ...?
そんな最低なヤツがマンちゃんと釣り合うとでも...?
そんなのありえない...マンちゃんにはもっといい人がいる...必ずいる...私なんか...私なんか...
頭がクラクラする...なんで...?気持ち悪い...吐きそう...
何も言わずにただ頷く。
何も言わずに首を横に振る
なにか聞こえる...
この声はトントンさんかな...
シャオロンさん...
エミさん...
ショッピくん...
チーノ...
ぴく兄...
なんでこんなに沢山...
あー...私死ぬのか...
そっか...
...最後にみんなと出掛けたかったな...ぴく兄ともっと一緒にいたかった...エミさんに助けられた分のお礼したかった...チーノにもずっと信じてくれてたお礼を...ショッピくんには私のことを好きでいてくれたこと感謝したかった...マンちゃんにはまだ返事出来てなかったな...トントンさんは...ずっと私のことを見守っててくれた...シャオロンさんは自分の名誉を捨てて私のことを守ってくれた...みんなに沢山お礼したかったのに...みんなともっと一緒にいたかったのに...生徒会のメンバーとも...仲直りしたかった...の...に.........
『ごめんね』
ピーピーピーピー
何も言えず、泣くことも出来ず、ただ呆然とあなたのことを見つめているトントン、ひたすらに泣き叫ぶ、ぴくと、チーノ、ショッピ、オスマン、膝から崩れ落ちもがくエーミール、現実を受け入れられずボソボソと呟き続けるシャオロン
『ありがとう』
もう死んでしまったはずのあなたの目から何故か溢れ出す一雫の水滴。
『今までも、これから先も。』
涙ぐみ震えている声で精一杯の愛を伝えあなたの手を握った。
『また、会える時まで...さようなら...。』





















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。