〈ぼんじゅーる視点〉
車内には、ずっと沈黙が流れている。
ゆういつ聞こえるのは、医者の声と、救急車のサイレンの音だった。
おらふくんは、何かを必死に堪えているような顔をしている。
ドズルさんは、ずっと何かを考えていて
MENは、ずっとおんりーの名前を呼んでいる
俺はと言うと、俺だけが医者に言われたことに絶望していた。
一緒に付き添いしてくれてる猫おじが沈黙を破った
その一言で皆一斉にこちらを向いた。
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治療室
シュッシュッ…クルクル
ドズさんは、瓦礫じゃなくてガラスが当たってたらしいからな。大丈夫そうで良かったな。
あ〜…そういえば、さっきから左腕がやけに痛いんだよな〜
え?ガラス!?
ドズさんが、さっきから語彙力を失っている〜…
あ〜うん。たしかに楽だわ。
ヌリヌリ…クルクル
これは結構参っちゃってるなあ…
というかおらふくんさっきから右腕を抑えてるんだよな…
ン?
おらふくんって、利き手左だったよね!?
by梨
カチャカチャ…クルクル
動かせるから大丈夫そうだな…よかっだぁ〜
MENは、顔に傷できてるなぁ…
うわぁお…
ヌリヌリ…クルクル
そうだな…
俺か…?
お話か…
何を言われるか今からドキドキしていると
ガチャ…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!