第8話

_ #7 看病 _ «赤黄»
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2025/06/24 11:00 更新
~ 次の日 ~

~ みことside ~

…ぅん…?もう朝…?

確か昨日…ぬいぐるみに抱きついて…なっちゃんのこと考えてて…

ぬいぐるみに抱きついたまま眠っちゃったんか…

体を起こそうとすると少しだるい。それになんか暑い。

もしかして…熱中症…?

あつ…
《コンコン》

部屋のドアがノックされる。
みこと~?起きてくんの遅いけどだいじょぶか…?入っていい…?
なっちゃん…入ってええよ…
失礼します…ってお前顔真っ赤じゃん、どうしたよ
ねっ…ちゅー…しょー…
ねっちゅーしよう?
違っ…熱中症…!!
いま冬だぞ…?熱あるんじゃね…?
あぇ…?冬…?

だめや…頭働かへん…
ちょっと待ってろ、体温計とか冷えピタとか持ってくるけぇ
なっちゃん行っちゃう…いやや、行かないで…
なっちゃん…待って…っ!!
さみしぃから…いかんでほしい…
ッ…!//居てあげるから…ベットで休も?
ぅ分かった…手繋いでてね…
はいはい、赤ちゃんみたいだな
赤ちゃんはいつものなっちゃんじゃん…とは思うけど口には出せなかった。

ベットに寝かされる。なっちゃんは片手は俺の手と繋いでくれてて、もう片方の手で俺のお腹をぽんぽんしてくれた。

それが一定のリズムで気持ちよくて…おれは寝てしまった。




起きたら冷えピタが貼られていて、ひんやりしていて気持ちいい。
あ、みこと起きた…?
起きたぁ…
おかゆ食べれる?
食べれる…食べたぁい…
体起こせる?
起こせる…!
そんな慌てなくていいよw
だって冷めちゃうし…作ってくれたんやもん
ほら、あーん♡
もぐもぐ…
おいしい!!
良かった。ほら、まだあるからな
気づけば完食していて、なっちゃんから貰った風邪薬も飲んで。
ふふ、みことは俺がいなきゃだめだね…?
そうやね…だから…おれのこと、捨てないでね…?
当たり前だろ…よしよし、寝ないとよくなんないから寝ような…?
ずっと一緒に居てね…
そこでまた、おれは意識をおとした。

ーーーーーーーー

そこから、3日くらいおれはずっと看病された。

なっちゃんによると次の日には初日より熱が下がったらしい。だいぶ意識がはっきりした。そのせいで初日の醜態を思い出してしまいはずかしくて熱が上がってしまい、風邪が長引いてしまった。

ご飯も全部作ってくれて、食べさせてもらって、家事も仕事も全部変わってもらっちゃって…

1人だと何もできないやろな。
おれって、なっちゃんがいないとだめやな…
~ なつside ~

みことが風邪になるのは予想外だった。

いやもちろんめちゃくちゃ心配だが…

ふわふわしていて可愛い。バブすぎるだろ…。

精神が不安定だったのと、ベットで寝なかったせいだろう。それに、いつも編集に配信に頑張っているし。

熱は39.2℃から37.2℃にまで下がっている。

この数字、偶然だろうけど凄い。最初測ったときは高くて心配だったけど、落ち着いた後に見るとあることに気づいた。

39.2℃:逆にすると29.3

そう、俺の誕生日なのだ。そして72もある。みことの心も体も俺でいっぱいなんだろうか。偶然だとしても嬉しい。

多分、39℃まで行ったのは俺がみことにキスしてみことが照れたからだと思う。

看病してる間、ふわふわしてるみことに俺はいい聞かせた。

『みことって、ほんと俺がいないとだめだよな…』って。

堕ちるまで後少しだろう。
みこと、ずっと一緒にいるからな…

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