部屋の空気が、少しずつ落ち着いていった。
「いつから?」
「どこで出会ったの?」
「夢って何!?」
という質問の声もだんだん落ち着く。
ジヒョのその一言で、全員がそれぞれの場所に戻った。
円卓のように置かれたテーブルを囲んで、
TWICEの9人と、あなた。
10人での、少し不思議な食事が始まる。
あなたは背筋を伸ばしたまま、箸を持つ手がぎこちない。
目の前では、ナヨンが豪快に唐揚げを取り、
ツウィが静かにご飯を食べ、
ダヒョンが「これ美味しい!」と声を上げている。
テレビで見るTWICEとは、あまりにも違う日常。
その中で、モモはあなたの隣に座り、時々ちらっとこちらを見るだけで、ほとんど何も言わなかった。
ナヨンがふと箸を止めた。
全員の視線が、自然とナヨンに集まる。
サナは口いっぱいにご飯を入れたまま、もぐもぐしながら頷いた。
ナヨンはモモの方を見る。
モモの顔が一気に赤くなる。
サナは箸を置いて、楽しそうに身を乗り出した。
あなたは、突然自分の名前が出てきそうな空気に、無意識に背中を正した。
サナは少し思い出すように、天井を見てから話し始める。
モモが小さく呻く。
即答だった。
ナヨンが身を乗り出す。
サナは、ちらっとあなたを見る。
あなたの喉が、きゅっと鳴った。
サナは続ける。
モモが必死に否定する。
ミナが静かに追撃する。
サナは笑いながら、さらに続けた。
サナは、指で視線をなぞるような仕草をする。
あなたは思わず、顔を両手で覆った。
胸の奥が、じんわり熱くなる。
サナは少し声を落とす。
全員が静かになる。
サナは言葉を探すようにしてから、ニヤッと笑う。
モモは完全に顔を伏せている。
ジョンヨンが口を挟む。
サナははっきり言った。
沈黙。
あなたは胸がいっぱいになって、言葉を探す。
全員の視線が、あなたに向く。
あなたは、少し困ったように笑う。
モモが、そっと顔を上げる。
視線が合う。
一瞬だけ。
モモが、小さく言った。
その言葉に、あなたの胸が静かに震えた。
作者です!!
やっっと!受験終わりました!
合否とかはまだなんですけど、自分にできることはもうないので、今日からまた、更新していこうと思います!
お気に入り増えててめちゃくちゃ嬉しいです✨
これからもよろしくお願いします!🙇♀️


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。