魔理沙side
私は霊夢との話がついて、寝ているスカイの元へ向かった。異変の元凶が響子とスカイの能力ってんなら、まずはスカイを響子んとこに連れてくのが手っ取り早いしな。
スカイの肩を軽く揺すると、眠そうな顔でアースくんを抱き締める。
そう言って、私はスカイの腕を強引に引っ張る。
不満気な声を上げるが、私の強引さに渋々立ち上がる。
そういうと、スカイは小刻みに震えていた
山道を歩いていると、少しずつ霧が濃くなる。すると、奥から声が聞こえてきた
めんどくせぇな。こいつがいるとは思わなかった。
スカイside
魔理沙さんが、霧の濃い山に入っていった。ここが妖怪の山なの…?
僕は魔理沙の後ろに隠れる。
冷たい声が響き、霧の中から白い狼耳の少女が現れた。手には長い刀を持っている。僕は思わず身震いした。
椛…さん?この獣耳の人が?
椛さんが、僕を鋭い目つきで睨みつけた。椛さんの威圧に、僕は後ずさりした。
僕は恐怖で足が硬直し、動けなかった。魔理沙さんが僕の目の前で代わりに戦ってくれている。
魔理沙さんは八卦炉を構えて、臨戦体制に入った。
霊夢side
私は命蓮寺に向かっていた。彼奴が異変の元凶の1人なら、まずは彼奴の居場所を突き止めなければならない。
私がそう呟いたかのも束の間、誰かが高速で落ちてきて、私の前に立ち塞がった。
聞き覚えのある声に、見慣れた傘。間違いない、人を驚かせるのが好きな奴、「多々良小傘」だ。
やはり小傘も関係しているようね。それがわかっただけいいわ。
私の殺気を感じたのか、少し怯む小傘。だが、小傘はそう諦めるやつじゃない。
小傘の傘から謎の不気味な音楽が流れる。
私は弾幕を撃つ準備をした











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。