第5話

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2024/01/19 12:47 更新
カナカナカナカナ…とヒグラシが鳴いている
目の前の窓からは生暖かい風が入ってきて頬を撫でる
いつの間にか夕方になってしまったようだ
夏休みの宿題はあまり進んでいない
どうしても
鈴山 夏海
鈴山 夏海
ニコッ
あの笑顔が脳内にチラついてしまって集中出来ないのだ
あなた
はぁ・・・
今日進めても集中出来ないし、ここで終わりにしよう
あなたの下の名前〜ご飯よ〜
そろそろ夜ご飯が食べたくなっていたからちょうどいいタイミングだ
あーそーいえばあなたの下の名前?
あなた
何?母さん
今日あなたの下の名前が部活行ってる時、
秋山さんが来たのよ
あなた
秋山さん?
秋山さんといえばここから少し行ったところにある大きい家に住んでいるおばあさんだ
でも毎年夏休みは忙しいのかあまり見かけない
よく作った野菜を分けに来てくれる
あなた
秋山さんがどうしたの?
秋山さんの家にねお孫さんが来たみたいなの
その子があなたの下の名前と同い年だから短い間だけど仲良くしてねって
あなた
うんわかった
ていうか秋山さんってお孫さんいたんだな・・・全然知らなかった・・・
僕はお皿の上のきゅうりを口にほうり来んだ
あなた
ごちそうさまでした

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