靴も買えたし次はどこに行こうか迷っているとふと目に入ったお店にトウヤを誘う。
そう言いながら私はお店に足を踏み入れる。
そこには綺麗に輝く宝石達が眠っていた。
不思議そうに宝石を見て回るトウヤ。
私は迷わずに店主の方へと向かい、とある紙を渡す。
店主は紙を見るや否や奥へと姿を消した。
不思議そうに首を傾げるトウヤ。
帰ってきた店主の手には高価そうな箱を持っていた。
店主は箱を置いて、蓋をゆっくりと開けた。
中から現れたのは深い緑と赤い宝石だった。
私は深い緑の宝石を手に取った。
それをトウヤと見比べる。
少し多すぎるお金を置いて、私は宝石をしまい持ち帰る。
店をでて、とある場所へと向かおうと思った。
だが、外が異様に騒がしいことに気づく。
不思議に思い、少し駆け足で騒がしい方へと駆ける。
すると反対方向からも走ってくる人が複数人。
彼らとすれ違うと、周りの人が叫び出す。
トウヤは瞬時にすれ違った奴らを粛清する。
私は彼らに歩み寄った。
強盗から盗んだものを取り上げる、と。
不思議そうに覗き込んで来たトウヤ。
トウヤも驚いて動きを止めてしまった。
強盗が盗んだものはとある薬だった。
種類はバラバラ。
だからこその疑問。
私が問いかけると強盗は黙ってしまった。
痺れを切らしたのかトウヤが軽く腕をねじる。
強盗はトウヤに強く掴まれた腕を擦りながら言う。
駆けつけた警備隊に強盗の身柄を引渡し、散乱した薬を片付ける。
近くにいるトウヤに小声で話しかけた。
少し考えているとトウヤが先に口を開いた。
考えても拉致があかない。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!