人によってはめちゃ少し㌃18
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最近仕事がとんでもなく忙しい。
しかも長期間。ピークが来てからもう二週間はたってる筈。
だから愛しの彼女、ニンニンにかまってあげる時間が無い。
帰ったらもう明日の仕事の準備。寝るのは日を跨いでから。。。
当然、彼女もアイドルという仕事柄長い期間家に居ない事もあるし、帰ってくるのが遅かったり帰ってきても、朝起きても居ないことがざら。
でも普段なら夜は大抵会えるし、朝は2人でベットの中で居られる。
それが出来ないのがしんど過ぎて。
そろそろ暴走しそうな心と身体を無理にでも押さえ付けている。
私のしている仕事は結構給料が高い……イコール私の努力の証と言っても良いだろう。
今更辛いと言って逃げることは出来ない。私のためとか以前に大人だから。
そう思い増えた仕事を片付けだした。
誰もいない家に向かって言った筈だった。
ガチャ
さらっと私の鞄を取って、私に抱き付く。
正直めちゃくちゃ休みたい。
だって私は土日は必ず休みだけれどニンニンは年中無休で休みなんて一年に両手で数えきれる位しかない。
そんな貴重な1日。
そんな日に一緒に居られないなんて。
何かあからさまにシュンとするニンニン。
その一つ一つの表情や行動さえも私の原動力となる。
流石に大好きな彼女の行動原理位は覚えてる。
何だ。何が、何をしてほしいのだろう。
必死に私が帰ってきてからのニンニンの行動を思い出す。
おかえりって言って、鞄取って、抱き付いてきて……ん?
そういえば………
ニンニンとの間で秘密のお誘いの仕方がある。
それは抱き付いたときに手に相手の物を持っている事。
さっきニンニンは抱き付いたときに私の鞄を持っていた。
つまり。
自分の疲れとかより彼女の可愛さ。
これ当たり前。
法律で決まってる。(決まってない)
何故かテンションが高い上司。
なんだ、酒でも入ってるのか?
リビングのソファにニンニンを押し倒し、上に誇る。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。