「おはよーあなたちゃん。今日の調子はどう?」
むくりと起き上がると、目の前にはインクが居る
『顔洗う』
立ち上がると、やっぱり足元がふらふらとする
よろけて倒れそうになった時、インクが透かさず支えてくれた
『...ありがと。』
と言うと、嬉しそうに微笑むインク。
そうして部屋に戻ってきて、もう一度ベッドに座る
『......お腹減った』
と言うと、朝ごはんが直ぐに出てくる
本当は、空腹なんて感じていない。
「はい、あなたちゃんあーん。」
『.........』
だって食べないと、インクのヒスが酷いから。
「美味しい?」
『...うん、』
味なんてもう分かるわけ無いのに
「あは、インク飲もうね。」
『ごぼ、んくっ、...』
だって、私が飲める筈の無い彼のインクを、無理矢理飲まされているのだから。
理由はわからない。
けど、日に日に自分の感情がわからなくなっていく感覚はする
口から溢れたインクを指ですくい、口に押し込むインク。
その指に吸い付く様ににすると、彼は喜ぶのを私は知っている。
私の口から引き抜いたその指をぺろりと舐め、蕩けた顔の私を見て言う
「彼処何かより、よっぽど良いでしょ?」
『うん...』
これも正解がある
ここでいいえなんて言ったら、首を絞められてしまう。
だいぶ、彼好みに調教されてしまったようだ。
でもいいんだ。
「えへへ~、あなたちゃーん♡」
彼は私無しじゃ生きていけない。
『ん、...』
私も、多分きっと彼がいないと死んでしまう。
「大好きだよ♡あなたちゃん。」
こんな共依存だって、
『わたしも。』
心底ステキだと思う。
彼の愛は、
私には毒になるくらい、重過ぎたんだ。
【ぴゅあらゔりぃ】END
ししゃも様
匿名様
スポットライト有難う御座いました!!(* ´ ▽ ` *)











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!