シャル)え?
フェイタン)よくあることね。
シズク)まあ確かに。旅団だもんね。
クロロ)ただ、あいつは失うには惜しい人材だった。
シャル)そう、だね!でも蜘蛛は生きてるし。
なんでみんなまるで彼女が死んだみたいな言い方をする?
フィンクス)ただシャルナークよお、お前はどうやって戻ってきたんだ?この世界に。
シャル)わからない。
予測ならもうほぼ確実にできてる。ただ、
まだ、完全に信じ切っていない、いや、
信じ切りたくない自分が確かにいた。
マチ)それはわからないね。シャルナーク自身が一番混乱してるだろうし。
フェイタン)死んだと思たら生き返た。その反応は当たり前ね。
フィンクス)こりゃ珍しい。オメーがそんな反応するとはな。
フェイタン)フィンクス、ワタシのことなめてるね。
フィンクス)なんだよそれ。オメー頭でも打ったか?
フェイタンにまで気づかれちゃったか。
僕らしくないなあ。
人の死には慣れてるはずなのに。
クロロ)シャルナーク。どうした?
シャル)あー、ごめん。ちょっと考え事してた!
クロロ)本当か?
シャル)本当本当。
クロロ)…そうか。
シャル)大丈夫だって。それより仕事しないとね。
何か別のことをすれば気もまぎれるだろうと思った。
それにしてもやっぱり団長は勘が鋭いなあ。
こんな態度、いつもの僕らしくないもんね。
フィンクス)団長も心配しすぎだぞ!シャルナークだっていつもと何ら変わらねえじゃん!
フェイタン)フィンクス馬鹿ね。シャルナーク少し様子変ね。
マチ)確かに少しね。
クロロ)…本人は大丈夫だと言っていた。
クロロ)今はそのままにしておこう。
そうだよ、みんな。「大丈夫」だから。
僕は大丈夫。大丈夫。大丈夫。
キラリのことなんか明日にでも忘れるから。
第一僕は彼女のこと好きだったわけじゃない。
彼女は僕を好いてくれていたが、僕は同じ分返しはしなかった。
そんなに思いつめることなんてないはずだ。
だから僕は大丈夫。大丈夫。大丈夫。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!