りうらさんが加入してから1周間が経過した。あれからパーティーメンバーとは仲良くなったような…気がする。いふさんのことは、いつしか「まろ」と呼ぶようになった。本人がそう呼んでと言ったからだが……
まろってどこからきた?いふだよね名前。
まろとの訓練が終わった後、りうらにそう話しかけられた。そういえば、りうらが入った時紹介してくれるみたいなことを言っていた気がする。
そう、昨日はまろ主催のお疲れ様会が開かれてリビングは荒れ果てている。人を呼べるような状態ではないってことだ。俺が片付けないと誰も片付けないから…って、みんな片付けろよ。
一体どんな人がくるんだろう。
今日はたまたまみんなの予定が開いていたから、全員でお出迎えしようと思う。ほとけっちとしょーちゃんも一緒の勧誘はこれが初めて。緊張しているのかさっきから震えている。
……対して、まろは魔法で遊んでいるし、りうらは鼻歌を歌っている。こっちはもう少し緊張感を持ったほうが良いのではと思う。
インターホンが鳴り、りうらが玄関まで迎えに行く。
しょーちゃんは緊張しすぎでは…?
りうらの言葉に被せるようにしてまろが立ち上がる。向こうも目を大きく見開いて驚いているみたいだ。
早速カオスだ。
悠佑さんはまろを見て何やら安心しているみたい。…どんな関わりがあるのかはわからないが、きっと心を許しているのだろう。
本題に入る。悠佑さんの顔が強張るのがわかる。
なにか、過去にあったのだろうか。
悠佑さんも、入ってくれるみたいだ。ほとけっちとしょーちゃんも、入ることが決まって緊張も解けたのか、2人で顔を見合わせて微笑んでいる。
……これで、6人揃った。パーティーを組める。
ああ、これからどんな楽しいことが待ってるんだろなぁ。……この後起こる悲劇なんて知らずに、みんなで笑って楽しく過ごした。
いいね50ありがとうございます。
久しぶりの更新になってしまってすみません…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!