第11話

第10話 最強剣士
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2026/02/06 09:20 更新


りうらさんが加入してから1周間が経過した。あれからパーティーメンバーとは仲良くなったような…気がする。いふさんのことは、いつしか「まろ」と呼ぶようになった。本人がそう呼んでと言ったからだが……

まろってどこからきた?いふだよね名前。

りうら
 あ、ないくん。今日紹介したい人が来るんだけど… 


まろとの訓練が終わった後、りうらにそう話しかけられた。そういえば、りうらが入った時紹介してくれるみたいなことを言っていた気がする。

ないこ
 え、そうなの?やば、掃除しないと 
りうら
 今荒れてるもんね… 


そう、昨日はまろ主催のお疲れ様会が開かれてリビングは荒れ果てている。人を呼べるような状態ではないってことだ。俺が片付けないと誰も片付けないから…って、みんな片付けろよ。

りうら
 手伝うよ。りうらの客だし 
ないこ
 うわ、助かるぅ…… 


一体どんな人がくるんだろう。







今日はたまたまみんなの予定が開いていたから、全員でお出迎えしようと思う。ほとけっちとしょーちゃんも一緒の勧誘はこれが初めて。緊張しているのかさっきから震えている。

ないこ
 2人ともリラックスだよ…笑 
ほとけ
 だってぇぇ…… 
初兎
 初めてなんやし大目に見てや… 


……対して、まろは魔法で遊んでいるし、りうらは鼻歌を歌っている。こっちはもう少し緊張感を持ったほうが良いのではと思う。

りうら
 あ、来たみたいだよ 


インターホンが鳴り、りうらが玄関まで迎えに行く。

ほとけ
 え、もう?! 
初兎
 終わった…この世の終わりだ… 


しょーちゃんは緊張しすぎでは…?

りうら
 ん、紹介するね。こちら悠佑って言う… 
いふ
 は、あにき!? 


りうらの言葉に被せるようにしてまろが立ち上がる。向こうも目を大きく見開いて驚いているみたいだ。

ないこ
 え、あ、知り合い…?? 
悠佑
 ああ、前クエストで知り合って…なんだ、まろがおるんか 
りうら
 あの……りうらの言葉遮らないで 


早速カオスだ。

悠佑さんはまろを見て何やら安心しているみたい。…どんな関わりがあるのかはわからないが、きっと心を許しているのだろう。

ないこ
 ……悠佑さんには、俺達のパーティーに入ってほしいんだ 


本題に入る。悠佑さんの顔が強張るのがわかる。

ないこ
 …どうかな? 
悠佑
 俺は、パーティーにはもう入らないって決めたんだ。 
悠佑
 大切な人を失うのは、もう散々だから…… 


なにか、過去にあったのだろうか。

悠佑
 ……でも、まろがおるなら、きっと大丈夫やんな 
いふ
 プレッシャーすごいわ 
悠佑
 入ったるよ。これからよろしく 
ないこ
 …!! 


悠佑さんも、入ってくれるみたいだ。ほとけっちとしょーちゃんも、入ることが決まって緊張も解けたのか、2人で顔を見合わせて微笑んでいる。

……これで、6人揃った。パーティーを組める。

ああ、これからどんな楽しいことが待ってるんだろなぁ。……この後起こる悲劇なんて知らずに、みんなで笑って楽しく過ごした。














いいね50ありがとうございます。
久しぶりの更新になってしまってすみません…


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