第11話

故郷に別れを告げて
319
2023/03/12 14:00 更新
レミリア
さてと.......



埋葬や片付けが終わり、これからに向けて少女たちは進む道を考える


レミリア
私達はどこに行くべきか...


レミリア達は、まだ幼い子供だ



吸血鬼や魔術師だからこそ、知識や力は同じ年の人間以上にはあるが、まだ世間を詳しく知っているわけでもなく、そもそも子供だけで世間を渡ることはできない


が、そこは....

パチュリー
魔術を使えば年齢操作くらい......
パチュリー
ふふふ...

すこし、パチュリーが悪い顔をしていた

しかし、それを抜きにしてもこれから進む道は自分で決めなければいけない

レミリア
どこに、行くか、ねぇ?

これは、なかなか大きな問題だ

そもそもレミリア達が故郷を追われることになったのも、魔女狩りに遭ったためだ

これが、ヨーロッパ全土に広がってないと考えるほうが不思議だ

パチュリー
となると....
パチュリー
ヨーロッパには、長くいられないわね。

フランドール
よーろっぱ?

フランドールは話がよくわかっていないようだが、話を続ける

レミリア
ええ、でも私達に今は目的も無いし...
レミリア
ヨーロッパ以外ならどこに行ってもいいわね。

それを聞いてパチュリーは言った

パチュリー
あのっ!それなら......
パチュリー
私、東洋の国に行ってみたい...

レミリア
東洋ね....
レミリア
今は特に行くとこも無いし、それでいいんじゃない?

そこで、蚊帳の外だったフランドールが言った

フランドール
なんで、とうよう?なの?

フランドールの疑問にパチュリーは言った

パチュリー
私....西洋の魔術師だけど.....
パチュリー
東洋魔術を使っているの。

レミリア
ええ、そうね。
レミリア
”五行”とか”七曜”だっけ?

パチュリー
その通り。ご名答。
パチュリー
だから、

パチュリー
....自分の目で見てみたいんだ。

レミリアはそれを聞いて言った


迷う仕草もなかった

レミリア
決まりね。私たちは東洋の国に行く。

パチュリー
......ありがとう、レミィ...

フランドール
えー!、なになにそれ!

突拍子もなくフランドールが言った
レミリアは頭を抱えて

レミリア
フラン、貴女は空気を読む事を覚えなさい。
レミリア
世間を渡るために家庭教師でもつけましょうか.....

パチュリー
その役目、私が引き受けるわよ...

レミリア
ええ、そうしましょう、よろしく......

二人は困ったような声を漏らした

フランドール
どーしてこーなるのー!!

割と締まらない感じで旅は始まった

プリ小説オーディオドラマ