第10話

旅立ちまでの時
331
2023/03/06 13:35 更新
三人の少女たちは、まず、親たちの埋葬を行うことにした



しかし....


レミリア
うちのお父様はいったいどこに...

パチュリー
魔術を使っても反応しないですね....

フランドール
おとうさまの、かんじがしない.....

レミリアはふぅ、と息を吐いた



どれだけ、探しても父親だけが見つからないのだ


レミリア
お父様のことだから、考えがあったのかもしれないわ。

パチュリー
そんな時間がありましたでしょうか?

レミリア
きっと、いつかわかるはず.......
レミリア
そんな...そんな気がするの.......

フランドール
それって、「うんめい」ってこと?

レミリア
そう、かもしれないわ。

パチュリー
まさか....運命を操って.....

レミリア
私は「あの時」混乱していて......
レミリア
分からない事だらけね...


もう一度、少しだけレミリアは考え、首を振った


レミリア
「今は」分からないわ。

パチュリー
そうですね......




その話の流れを変えるように、フランドールが言った


フランドール
ねぇねぇ、パチュリーって......
フランドール
いつまで、そのはなしかたなの?

パチュリー
えぇっ...と....?

レミリア
そういえば敬語で話してたわね。
レミリア
もう、家柄を気にする必要もないわけだし.....

フランドール
じゃあ、わたし、「フラン」ってよんで!!




明るく、元気よくフランドールは言った



それに釣られるようにレミリアも言った



レミリア
私のことも、好きに呼んでね。
レミリア
「様」は無しよ。

パチュリー
えっと.....それじゃあ....



パチュリーはしばらく考えると言った

パチュリー
「レミィ」と「フラン」でよろしいで.....良いかな?

レミリア
!!良いわね

フランドール
それがいいわ!




3人に笑顔が広がった


レミリア
そうねぇ、パチュリーは....
レミリア
「パチェ」でどうかしら?

パチュリー
!!!!

レミリア
そうしましょう!








そして、レミリアは言った

レミリア
私の大切な妹、そして大切な友達。
レミリア
間違いなく、私達は永い間運命を共にするわ。

パチュリー
ええ、そうね。

フランドール
きっと、そうよね。








レミリア
だから、これからも共に見ていきましょう。
レミリア
私たちが創っていく紅い歴史を....






それは、幼いながらも、力強い吸血鬼の誓いだった

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