夜になってから
あの木の下で魔法陣をかいていく
そして、美鈴は考える
そして、恐る恐る尋ねる
いくら吸血鬼といえど、それは反則ではないかと美鈴は思った
さて、そろそろ魔法陣もかき終わった
後は魔力を流し込むだけだ
それを聞き、レミリアは魔法陣に魔力を流す
魔法陣は紫色の光をあげた
その光は次第に強くなり...
あたりを包み込んでいく
やがて、光がひいていき...
魔法陣の中には漆黒の翼を持つ、赤髪の悪魔が立っていた
姿は少女のようだが
そして、レミリアは貫禄ある声で言う。
眷属とは、吸血鬼などと契約を結んだ手下だ
そこには絶対的な主従関係がある
と、そこで、レミリアは予定に無いことを言い出した
質問の意図がいまいち読み取れず、小悪魔はポカンとした
友人、といった人物は誰か
論ずるまでもない
そして、悪魔は改めてといったふうに姿勢を正す
丁寧にひざまずく
そして...
この契約が何百年先の地下図書館でも続いていることは...
今はまだ知らない












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。