ガラッ
あなたside
今日は………久しぶりの仕事
失敗すれば…………また………
こんなこと考えてる場合じゃない
今回もきっちりこなすのみ
無能は無能なりに頑張ればいい
見つけた
今日のターゲット
今はもう廃虚と化した工場らしきところに
黒ずくめの男が何人か入っていった
僕は誰にも気付かれずに廃墟へ入ることに成功した
すると………
一人の男が叫ぶと次々に人が来て
あっという間に囲まれてしまった
僕がそう簡単にやられるわけないじゃない
僕は上に飛び
無数のナイフを投げた
弱すぎた
その後も次々に下っ端が出てきたが
素早く殺し、ようやく
ボスの元に来た
そう言うと銃をこちらにむけた
バァンッ
ギリギリのところで交わした
その後も乱射は続いた
だけど僕は無傷
そして相手は弾切れ
僕はそう言うと静かにナイフで刺した
任務が終わった
ボスに伝える………この時が怖いのだ
プルルルルップルルルルルッ
無能呼ばわりされてるけど
実は僕1000人以上は殺してるかも←
ブチッ
そう言うとボスは電話を切った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。