俺はこの世界を作ってしまった


そして従姉弟の娘ミリマクこと天熊あなた

彼女とは10歳以上離れてるけど


彼女が良く口にするのは


会ったこともない


俺の名前や｢あかがみん｣らしい

昔からいじめを受けてた


それでも彼女は無理に笑う


事故で足を無くしてからも


笑って


自分より他人を心配する


だけど


彼女の表情はずっと辛そうに見えた

その話を従姉弟に聞いて


彼女に明るい日々を


無理のない幸せそうな笑顔が見たい


そんなミリマクの母の願い

そして､彼女の願い















｢実況者になってあかがみんみたいに

色んな人に笑ってもらいたい｣













短冊に書かれてた事が


世界を作るきっかけになってしまった

そして俺は


彼女と出会い


彼女を陰ながら見守る

今度は辛い表情ばかりをさせないように



たとえ


学年が違えど


たまに上手く慰めるのが出来なくても

彼女の優しい笑顔を見れるなら


俺は傷だらけになってでも


彼女を守る


従姉弟との約束でもあるからね

｢良かった…
今日も楽しそうに笑ってる(^^)
良い友達見つけたじゃん｣

こんにちは作者のオニロ・ベアーです

今回の視点は

｢あかがみん｣の｢男性陣｣のどなたかを想像しながら

見てみてください