オフィスに入り、
エレベーターに乗って地下3階のボタンを押す。
何時も通り。数え切れないほどやってきた。
エレベーターを降りて、
それらしいオフィスを探す。
歩いていくと、「佐藤」
という表札がかけられているドアがあった。
私は、ドアをノックした。
俺が何時ものように仕事をしていると、
ドアがノックされた音がした。
依頼人だろう。
依頼人が入ってくる。
入ってきたのは、10代位の少女だった。
俺が話し始めると、少女が遮ってきた。
若干気に触ったが、
此処で怒っては大切な
客を逃してしまうかもしれないと思い、
また顔に笑みを貼り付けた。
そう答えると、少女の目が冷たく光った。
ズグッ
少しの後、
私は、異能力を解除した。
紅い液体が飛び散り、
男は後向きに倒れる。
そう考えていた時、ドアをノックする音がした。
其の言葉に続けて入って来た人物と目が合った。
柑子色の髪、
聞き慣れた声。
其の人は―、
私の、幼馴染。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。