第2話

2
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2022/06/06 00:30
(なまえ)
あなた
また来てね!かるてっとさん!
かるてっとさん
おう、元気で!
にこにこしながら帰ってった君の顔を永遠に忘れたくない
だって……
満月病は平均年齢の半分しか生きれないから、
この笑顔を思い出しながら消えたい。とか思ってしまう
係の人
係の人
あなたの名前さん、もうそろそろご飯の時間ですので下の食堂までお越しください。
(なまえ)
あなた
ん、はぁーい。
まぁ、僕も暇ではないけどさ

そんなこと思えるんだったらまだ生きてたいなぁとか何とか思うんだけど(((((



びーびーびー

何故か鳴った










でもなんで?








そして鳴ったのは

















ナースコールだった、
















そのナースコールにとても吐き気を催した。























でも








鳴らしたのは、僕だった












何故かは分からない



















これに…










紛れて












死ねるんじゃないかなって思った。








のかな











ねえ、この感情奪って去ってよ







ドロドロになってしまう前に
係の人
係の人
大丈夫ですか?!あなたの名前…さん…
微かに聞こえる、係の人の声と
かるてっとさん
お…い!あなたの名前!
かるてっとさんの声がとても聞こえた





かるてっとさん、死ぬ時はさ、



呆れるほどそばにいてって言ったこと



まだ覚えてたんだ、(笑)





はァァ……













モウツカレチャッタ





























タダ、これが俺を治すための、方法なんて今は知らなかったさ

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