第10話

🩷🩵
244
2024/04/18 13:25
放課後
あなた
…へぇ、良かったじゃん
2人でカフェに来ようと言った日の放課後。
カフェに来て、それぞれの好きなものを頼んで、
のんびりと話し続けていた。
もうすぐ部活始まるから、何も無い放課後を楽しんでいかなきゃ
そう呑気な思考をしていた。
そして、あなたにさとくんと会うことを話した。
すぐに彼女は了承してくれて、拍子抜けする。
Colon
え、いいの?
あなた
なんでよ笑 ころんの決めたことでしょ?
Colon
そうだけど…ネットで知り合った人と会うのは危険って言うじゃん?
あなた
そうだとしても、ころんが選んだ人なら大丈夫な気がするし
あなた
いざとなったら助けるから平気だよ。
その日は予定空けておくから、ね?
男顔負けのイケメンすぎるセリフを言われてしまう
Colon
はは、イケメンかよw
あなた
そりゃどうも笑
あなた
せっかくなら楽しんできな?
Colon
うん、ありがと!
まぁあなたに背中押されたわけだし、大丈夫でしょ
そんな思いを抱えながら僕はひたすらメロンソーダをすすっていた。


そして、約束の日。
僕はさとくんと連絡を取りつつ、あなたに到着の報告LINEを送っていた。
駅の入口で、ひたすらさとくんを待つ。
ピンク色の髪で、青い目の人だって言ってたから
目立つはずだけど
まぁ僕も水色の髪と目してるし人のこと言えないけど笑
S.《今駅ついた》
DMでそんな連絡が来た。
僕は画面を開きっぱなしだったため、即既読。
少し恥ずかしいけど、そのまま返信した。
C.《おっけー、待ってるね!》
返してものの数分。駅からなだれ込んでくる人混みの中に、目立つ頭がひとつ。
Colon
さとくん、こっちこっち!
思わずその人に向かって、思い切り手を振って呼びかけ
少し背伸びして見せた。
-
僕の存在に気づいたらしいその人は、近づいてきて
僕の目の前に立った。
-
初めまして、
Satomi
『さと』こと、さとみです
さらさらな薄桃の髪、吸い込まれそうな瑠璃色の瞳。
完璧すぎる容姿で、見惚れそうになる。
結構そのままのお名前してたんだ
そう思って思わず吹き出しかけ、慌てて僕も
Colon
えっと、『ころ』こところんです!
と自己紹介した。
Satomi
ふはw 俺らめっちゃ名前そのままだったんだ
Colon
だね、でもさとくんかっこいい…!
Satomi
へへ、だろ?笑
Colon
ムカつく〜w
初対面の人とは思えないくらいさとくんは話しやすくて
自然にちょけることが出来ていた。
Satomi
さとみでいいよ、俺もころんって呼ぶし
Colon
わかった、よろしくねさとみくん
Satomi
じゃあさっそく行くか
Colon
うん!
この後、出会った僕らがどうなって行くのか
それは、まだ誰も知らない。
やっと出会わせられて良かった🥹‪
さところの展開書くの楽しみ(

プリ小説オーディオドラマ