第3話

岡崎
2,459
2019/10/03 18:35
[あなた視点]

えー!本当に岡崎なんだー!って、言いながら
としみつの車に向かった。

車では色々と話した。

もっともっととしみつを知りたくなった。

天然だと思えば急に大人っぽくなったり
くしゃっと笑って、バカにしてきたり。

久々だなぁこう言う風に話すの。

としみつ「あなたは何してるやつなん?」

あなた「呼び捨てやん。」

としみつ「お前に言われたくないわ!降りろ!ここで!」

あなた「高速じゃんここ!」

としみつ「バカうぜぇな。笑」

あなた「フリーランスでデザインやってるよ。服とか。いろいろ。」

としみつ「え?やば。天才?」

あなた「そ!天才!最高に天才!」

としみつ「バカうざいからやっぱ今のなし。笑」



こんな会話だった。としみつのこともたくさん
教えてくれた。


あっという間に駅についてしまった。


私はわざとらしくラインのQRコードをだして、

あなた「あっ!間違って出しちゃった!今なら読み込めちゃうなぁ!」

と言った。正直専門学校以来友達を新しく作ることなんてなかったし、そもそも学生の時はグループから追加できたし誘いかたが分からなくてふざけた感じになってしまった。

としみつ「え?いいん?普通に飯誘うし誘われたらすぐ行くよ?」

なんか、めちゃくちゃに嬉しくて満面の笑みで

あなた「うん!!!絶対!!!」

と言ってしまった。







岡崎の駅からタクシーに乗って家の前についた。



いや嘘やん。としみつおる。


としみつ「は????????」

あなた「いやこっちのセリフ!!!」

としみつ「家どこ?」

あなた「ここ。笑」

としみつ「嘘やん。笑」

あなた「ガチ。〇〇号室。笑」

としみつ「近所どころじゃねぇし真上の部屋じゃねぇか!!!」

あなた「えー!家まで送って貰えばよかったー!」

としみつ「本当な。これで遊ばざるを得なくなったからな!」

あなた「うん!休み自由だからいつでもOK!」



エレベーターから降りても嬉しくてニマニマした。

休み作るために仕事進めなきゃ。

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