・えむ視点・
きらきらぴかぴか な光が私を輝かす。
大きく伸びをすると、明るさに目を細めて横になっていた体を起こした。
周りはただ草原。
そして遠くにお花畑が見える。
それも色とりどりのお花。
もしかして、…
そう思って自分の体を見つめる。
幽霊さんみたいに透けては無いし、足もあるけど…
こんなシチュエーション、天国ぐらいしか考えられない。
そうつぶやきながら周りを見回す。
…でも誰もいない。
すると─
機械のような声が近くから聞こえてきた。
見ると、そこにいたのは…
なんと、黒いワンピースを纏った…
でも、雰囲気が違うような…?
だって私たちのセカイのミクちゃんは
もーっときらきら〜ぴかぴか〜ほわほわ〜
みたいにすっごく明るいのに…
この子はなんだか─
そう思って首を傾げる。
この様子にミクちゃんは「な、何?」と後ずさる。
私はそんなことは無いか、と思いそう考えるのをやめた。
すると、安心したミクちゃんが不吉な笑顔で私の元に歩みよる。
ゲームマスター…って、
私がミクちゃんを見つめてそう言うと、
「え?」とつぶやき「まあいっか」と笑った。
「ふふっ、じゃーねー」と言うと、ミクちゃんは次の瞬間消えた。
さっきまでいたはずの場所を呆然と見つめる。
そうつぶやいて、私は歩き出した。
目指すはお花畑。
何かある気がした。
本当にここが元の世界かも危うい。
こんな綺麗な場所、元の世界にあった気がしないのだ。
私はそう言いながら軽くスキップした。
そして見えてくるお花。
風に乗って散る花びら。
それはとても素敵だった。
そして気づいた。
その色とりどりの花に紛れているものに。
何か光り輝くものが見えた。
そこにあったのは─
とってもきらきらぴかぴかした何か。
もしかして…
そのものだった。
確かに想いの欠片…だ。
すると、それはキラキラと光出した。
眩しい光が輝く。
私は思わず目を瞑った。
そして次開けた時には…
見覚えのある声がきこえた。
そこには
寧々ちゃん達三人が揃っていた─
・寧々視点・
私たち三人は揃って辺りを散策していた。
今の所手がかりも何も見つからず。
加えて市民も人狼も見つからない。
その時だった。
桐谷さんが何かをゆびさす。
その方向を私は見つめた。
そこにあったのは─
お花畑だった。
それも色とりどりの花が咲いている。
桐谷さんがニヤッと笑う。
私は目を細めながらも二人に続いてお花畑に向かった。
そこで見つけたのは─
光る結晶。
想いの欠片だった。
私がそれに触れようとすると同時に花びらが吹き目の前が輝き出す。
そして私たちが次に目を開ける時には
目の前にきょとんとした顔でえむが立っていたのだ。
あとがき
とりあえず4人合流!!
まだまだいますが!!
それにしても誰も人狼責めないなんて神ですね!✨((は
リアル人狼ゲームって怖いし…
で、意味不明すぎる空間に飛ばされても
冷静な寧々ちゃん達さすが…
そして好奇心に満ち溢れたえむちゃんかわいい…
この調子で合流してほしいですね!
次回は明日!お楽しみに!!



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。