話がまとまった後、私たちは倉庫から出ようということになってみんなが動き出した
私も立ちあがろうとした時…
こてっ
慌てて何度か立とうと試すも
足に力が入らず…立とうとする…転ぶ
を繰り返す
とそこまで言った時、体がふわっと宙に浮いた
蘇枋君にお姫様抱っこされている時、
梶さんから声をかけられる
ピキーン!!!ゴロゴロゴロゴロ⚡️
梶さんは私を蘇芳君から貰おうとしてて…?
蘇枋君はそれが嫌で…?
えっと…つまり、、
↑
違うそうじゃない
確かに…それはそうだよね…!
二人ともお疲れだし…私は気を失ってる訳じゃないんだし…
自分で歩かなきゃ…!
ぴょんぴょんと軽く跳ねてみる
お兄ちゃん達のために整体は一通り勉強した
よくよく考えれば分かったものを…
てってってっ、と可愛らしい足跡を立てて倉庫を去る
そんなあなたの後を追う蘇枋
いつからどこにいたのか、梶の肩を叩く二人
がりっ!🍭
そんな呑気な様子を
フードに顔を隠した男が、
倒れたふりをして…見つめていた
暗くなった倉庫に…蚊蜂恋歌と、一人の男がいた
蚊蜂はぷいっと目を背けて…
一つの刃物を取り出した
それには誰のものかもわからない…血が固まって錆になっていた
狂気じみた笑顔を浮かべる蚊蜂に
男は少しキレたような口調と低い声で言う
しばらくの間、二人の間に静寂が走る
そして男が立ち上がると二人はようやく言葉を交わす
…二人は互いに冷ややかな視線を送り合ったのち、
倉庫を出た途端左右に分かれた
ご覧いただきありがとうございました!
ではまた次回!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。