第7話

嫉妬魔
74
2024/06/23 16:16

あなたside

















その日の夜のこと。

















『ゴクッゴクッ……プハーッ!』





『あぁ、、ホントあっつ…』
















暑すぎるので冷蔵庫を漁っていたら、











キンキンに冷えたラムネがあったではないか。






























と、いうわけで飲んでいるのである。























































『…ん?』






























誰かいる?
















































夏油「…ッ!」










































『お、傑じゃん。』

























『眠れない感じ?』


























夏油「……あぁ。」


























夏油「………」










『…?』






















なんか暗い…?























『何々?どうしたのさそんな辛気臭い顔して~』











『私が何かしてやろうか?』




























































































これは言い方が悪かった。



































相談に乗ろうか、って言うつもりだったんだけど、

















後悔してるよ。本気で。

























夏油「…へぇ、何でもかい?」














『…?ま、まぁ、、』





















夏油「…場所を移そう。」













夏油「"ここじゃマズい"からね。」




















相談だけでしょう?












よっぽど聞かれたくない感じかな…

















夏油「…それとも、あなたがここで良いなら良いけど」











『んや、傑の好きなとこでいいよ。』
























夏油「…わかった。」












































































そうして連れてこられたのは傑の自室。
















そんなに深刻なのか…?


















心配だな。







ガチャ…





夏油「…さて、」







夏油「本題に移ろうか。」










『うん。』
























ドサッ…




『……え?』





傑……?









『…何してんの?笑』










夏油「見てわかるだろう?」















夏油「押し倒してるんだよ。ベッドに。」














『ッいや、そういう意味じゃなくてッッ…』












『ッ!』


















駄目だ。













傑、今本気の目だ。













傑「のこのこと男の部屋に入っちゃって…」





















傑「…駄目じゃないか。君は既に他の男のモノなのに。」











『…どう…ッいう』












他の男って…何のことを言ってるの?
























夏油「私の方が好きなのに…。


















『ッは…?///』

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