黒尾 「 次 、 パス練 - !! 」
スポドリを並べながら部員たちを見る 。 あ 、 リエーフが黒尾に謝りに行ってる …
黒尾こっち来ないかなぁぁ … なるべく情報流れないように早く口止めしたいのに 、
… 視線で圧かけたらこっち来たりする ?? 試してみよう 、
犬岡 「 あなたさん顔怖いです … 」
芝山 「 何かありました … ??」
あなた 「 黒尾が 、 こっち向かないかな-って 」
犬岡 「 えっっ … … どういう意味だと思う 、??」
芝山 「 さぁ … 二人共仲良いから 、 そういうの … かも 、?」
顔を見合わせてこそこそ話す二人 。いや丸聞こえだけど
あなた 「 え 、 なになんの話し … ??」
芝山 「 こっちの話です !!気にしないでください !」
犬岡 「 俺たち応援しますよ!!! 」
あなた 「 … ?? ありがとう 」
赤葦 「 ( … お互い誤解している気が 。) 」 ← 聞いてた
赤葦 「 んん゛ 、あなたさん 」
あなた 「 お 、 赤葦じゃん 。 どったの ? 」
赤葦 「 梟谷と烏野 、 アップ終わったんですけど … 音駒 どうします ? ? 」
あなた 「 ん - 、 うちら審査 、 得点板でいいと思うよ 。 黒尾 - ! ! ! 」
黒尾 「 はいは-い 。お 、 赤葦じゃん 、」
赤葦 「 ほぼ同じこと言わないでください 。」
黒尾 「 え??? 」
あなた 「 梟谷と烏野アップ終わったから試合できるらしいんだけど 、 うちら先審判でいい ?」
黒尾 「 全然構わねぇよ 。こっち始めんの遅かったもんな - 」
赤葦 「 じゃあ 、 そういうことで 。 5分後ぐらいしたら始めましょう 」
あなた ・ 黒尾 「 了解 ~ 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。