プリ小説

第6話

気になる人?
チャイムが鳴り、3時間目の授業開始。


2時間目からは教科の授業が始まって、さっきは数学だった。


3時間目は英語表現。


高校に入ると英語にもコミュニケーション英語と英語表現の二つの授業になる。


「Hello, everyone!

My name is Yukako Ohyama.

Nice to meet you!」


英語の大山先生は女の若い先生。


今日はオリエンテーションだけだから本格的な授業はしないけど、一応みんな英語で自己紹介することになった。


「それではー、名前、出身中学校と好きな○○、食べ物とかスポーツとかなんでもいいけどとりあえず一つ、何か言ってみてください。」


えー、何にしようかな…。


全体に向けてじゃなくて、グループ学習。


私は三空と七海と一緒の8人で机をくっつけた。


「じゃあ、誰からやる?」


「ジャンケン?」


結果、私から時計回り。


じゃんけん弱いなぁ…。


「えーとっ、Hello, my name is あなた. I'm from Higashi junior high school. I like playing music instruments. Nice to meet you!」


私のスピーチが終わるとみんなが「Nice to meet you, too!」と返してくれた。


私が座ると虹太くんが小声で声をかけてくれた。


「楽器って何やるの?」


「あ、えと、ホルンだよっ。

わかる?カタツムリみたいなやつ。」


ホルンと言ってもなかなかみんなに分かってもらえないので毎回カタツムリみたいって説明を付け加えている。


「わかるわかるっ!

オレ中学ん時吹部だったからさ!」


えっ!


「そーなのっ!?

私もだよ〜っ、虹太くんは何やってたの?」


「オレトロンボーン。」


「トロンボーン!

カッコイイねっ!」


「お二人さんもういいかーい?」


七海が立って自己紹介を始めようとしてる。


「あ、ごめんっ」


「わりっ」


そんな私たちを三空と七海がニヤニヤしながら見ている。


「なにっ?」


三空に小声で聞いてみるといやぁ?と言いつつ、ニヤニヤしたまの状態。


もぅ、なんなのっ!


でも私はその後すぐそのニヤニヤの正体がわかった。


さっき話してた、好きな人のことだ。


私、虹太くんを意識してみることにしたんだもんねっ!


そう思ったらなんだかドキドキしてきた…。


そして、自己紹介も虹太くんの番。


「Hi! I'm Kouta Nozaki. I'm from Oka junior high school in next prefecture to here.
And I was a member of brass band, so I like music. Nice to meet you!」


へぇ、隣の県から来てるんだ!


だからかぁ、おかしいと思ったんだよね。


同じ吹部ならリーダーズバンドっていう県のいろんな中学校が混ざった吹奏楽のバンドに3年生になったら入ってるはずだもん!


そこに虹太くんの姿なんてなかったし、名前も聞いたことなかった。


なんでわざわざここの学校に来たんだろ…?


聞いてみたいな…。





「ねぇ、虹太くんっ!」


授業が終わったあと、虹太くんに声をかけてみた。


私、虹太くんのこと、気になってるのかな!?


「ん?どしたー?」


「なんでこの学校にしたの?

わざわざ隣の県から通うなんて大変じゃない?」


「んーまぁ…ここの吹部、強いって聞いたし、オレん家ここからそんなに離れてないから、かな?」


へぇー、そうなんだっ!


「確かに、吹部が強いっていうのは聞いてた!

私も同じ理由!」


吹部の見学に行こうとしてたし…。


「へぇー、じゃあ今日の放課後、一緒に見に行く?」


「えっ?」


「なんか新入生歓迎会みたいな感じで、体育館でやるらしいよ、吹奏楽コンサート。」


ウソ、誘われちゃった!!


「行くっ!!」


やったぁ!


「即答かよっ」


そう言って虹太くんは笑った。


私はその笑顔にドキッとした…かも?

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*ゆうう*
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