第26話

傷つけた。 side.美麗
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2018/03/15 12:38 更新

その彼は、私と付き合いながらあなたの友達と付き合っていた。


どうなんだろう。



今考えてみれば、私たちって付き合っていたのかな。

私だけが好きだっただけなんじゃないの?


私だけが付き合ってるって思ってたのかななんて思う。



だけど、私はそんなことはどうでもいい。


私なんてどうでもいいんだ。



私より傷ついたのはあなただから。




いや、私が傷つけてしまったから。


.





.



彼と付き合っていたあなたの友達は、彼が私と付き合っていることを知らなかった。



もちろん私も、その友達と彼が付き合っていることを知らなかった。




私と彼が付き合っていることを知ったその女は、徹底的に私を潰しにかかってきた。



『○○はあなたのことなんて好きじゃないのよ。遊ばれてるのよ』


『私が一番なの。だから別れて』



そんなふうに言われた。



けど、私はそんなこと信じなかった。


彼を信じていたから。



だけど、そんな彼を信じていた私が馬鹿だった。


最初は言葉で言っていた女も、最終的には暴力を振るうようになった。


殴ったり、蹴ったり。



そんなふうに私はいじめられ始めた。





けど、そんな時助けてくれた。








それがあなただった。






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