よし!バッチリ!
私は右上の、《公開する》ボタンを押した。
私がもし「あなたの趣味は?」って聞かれたら、ゼッタイ口には出さないけど、
プリ小説が大好き‼️って思う。
昔から小説を書くのが好きで、プリ小説の存在を知った時は、運命って感じたし!
それにみんなの小説は面白いから読む方も楽しい♪
私がプリ小説に投稿する内容は、ごく普通の女子中学生の話。
今日も私が見たことをちょこっとアレンジして、
本当っぽく共感できるような仕上がりにした。
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女子全員が、一斉に下を向いた。
私も先生と目を合わせないように自分の上靴を見つめる。
推薦…。
された人は無理矢理やらされるんだ。
推薦されたらかっこいいけど、学級委員ってめんどくさいと思う。
だってプリ小説に捧げる時間が減っちゃうんだもん!!
おっ吉松美香ちゃんか。
たしかにいつもクラスに貢献してるよね。
ここで手を挙げたら、私が学級委員になるんだ。
いや、無理だけど、ね。
結局美香ちゃんに決まりか…。
ズシン。
なんか心が重い。
別にいいじゃん、しっかり者の美香ちゃんだし!
私そもそもやる気なかったし!
………………。
よし!
これも小説にしちゃおっ♪
私はプリ小説のことを考えて、モヤモヤを吹き飛ばした。
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うーん。思い返すと私の小説じゃあ主人公の気持ちが伝わらないっね言うか…。
やっぱり書き直そ!
自分が納得できない小説は投稿できんな。
ふふっ
3次元ではさえない私が、
小説の時は自分の世界を作れるって凄いよね。
I have myworld!!
あっ今の単語 次回の小説に生かせるぞ!
φ(。_。*)メモメモ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。