朝からだるーい先生の話が始まった。
またこの担任話長いんだわ
大したこと言ってないのに
先生)おーいお前らぁ
なんか、古典の時間うるさいらしいな?
古典の先生から聞いたぞー
またこれかよ。
こういう話しかないのかよ
はぁあ
智洋(彼氏)奪おうって言ってたっけ…
彼氏って1人でしょ?
皆で奪っても智洋の彼女になれるのは一人なのに。
無駄な事やってんなー。
そんな事を考えてると朝礼が終わっていた
移動教室だっけ
私の肩に何かがあたった。
紙くずだ。
あれなんか書いてんのかな
後でみよーっと
よっし移動教室いこーっと
なんだろう。
なんで美紅はこんな心配してくれてるの?
ひとりがよかった
はずだった。
なのに今私は美紅を必要としている
かもしれない。
私は変わったのかな…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!