第11話

宏光ver.告白
567
2017/11/25 12:57 更新
俺、頑張らねーと。
あんな関西弁の先輩になんか、負けたくねー。
北山宏光
早くいこーぜ
あなた
うん!どこいくー?
北山宏光
ん…カラオケいこ
あなた
カラオケ!?いいけど…
北山宏光
おうおう
俺は、この場から早く去りたかった。
カラオケやっと着いたー!

個室に入り、俺は今までのストレスを全部歌に込めた。
あなた
相変わらず歌上手いねー!!!
羨ましいょぉー!!!
北山宏光
そんなことねーよ!
??
キャハハハハ………
外、うるせーな。
誰だよ…
…ぇっ!?

健永と広瀬じゃん…
あなた
どしたの?
北山宏光
え!?!?いや、なんでもねー!
あなた
?(どしたんだろ?)
あんなとこ見せられねーよ…
絶対悲しむ…

てか、あなたはまだ健永のことが好きなのか??

最近何も聞かなかったけど…
北山宏光
なぁ
あなた
ん?
北山宏光
あなたって、まだ健永のこと好きなの?
あなた
ぇ…んん…わからない
北山宏光
そっか。
それとも、あの先輩?
あなた
え…?
崇裕先輩は…
そんなんじゃないよぉー!
てかてか!
崇裕先輩も私のことは何とも思ってないし?ハハハ笑笑
北山宏光
(そんなことねーけどな…)
そっか…
じゃあさ?
あなた
んー?
北山宏光
俺のこと好きになる予定はない?
あなた
ぇ//…ぃゃ…その…
北山宏光
前、告ったよな?
あなた
え!?!?あれ、告白だったの!?
北山宏光
(そっからかよ…)
ぇ…あ、うん…
あなた
ごめん…気づかなかった…
北山宏光
そうなんだ?…
俺、頑張るって言ったよな?
あなた
うん
北山宏光
少しは考えろよ…
俺を友達じゃなくて男として。
あなた
ごめん…
北山宏光
いいけどよ。

もう一回言う。
あなた
…ぇ
北山宏光
俺は…あなたのことが好きだ。
返事は今じゃなくていい。
俺のことを男として見てほしい。
俺、頑張るから。
あなた
ん…ごめんね。
考えとく…
北山宏光
ぁぁぁ…俺、今本気で言ったよな…?
やべ…
これからどうしたらいいんだよ…////
北山宏光
もう遅いし帰ろーぜ?
送る
あなた
うん…
ありがとう…
俺はカラオケの個室から出て、少し薄暗い道を二人で帰った。
あなたの家の近くに来ると、人の声がする。
あなた
…あ…
北山宏光
どした?…って…
前を見ると、健永と広瀬がいた。
健永の家の前で。
まじかよ…
健永
あ…
あなた!
すず
北山くんも!
健永
…?(何で、二人が一緒にいるんだろう?)
あなた
ぁ、やっほーやっほー!!!ハハハ笑
宏光、いこ!
俺の手を引っ張って、あなたの家へ入った。

え…
あなた
…泣
北山宏光
大丈夫か…?
あなた
私…やっぱりあの二人見たら…
北山宏光
何も言わなくていいから
俺は気づいたら、あなたをギュッと抱きしめていた。
あなた
ごめん…宏光…ぅぅ…
何分かして、あなたは泣き止んだ。
あなた
ごめんね…
北山宏光
大丈夫。
もういけそう?
あなた
うん…
あなた
私…もう、健永のこと好きじゃないって思ってた…
でも、やっぱりあの二人が一緒にいるのは嫌だよ…
今まで、健永の隣は私だった。
幼馴染って関係だったけど、傍にいられるのは嬉しかった…
なのに…いつのまにか健永の横はすず…
やだよ…
北山宏光
あなた…あなたはよく頑張った。
あんな二人を見ちゃいけねーよ…
あなたを放った健永がいけないんだ。
もう…あなたを返したくない…
健永になんか…
あなた。返事は待つって言ったけど、やっぱりあなたをこのままにしておくのは嫌。
付き合ってください…
あなた
でも…私は健永が…
北山宏光
それでもいい。
好きになってくれるのを待つから。
あなた
(泣)
ありがとう…
こんな私で良かったら…
付き合ってください…泣
良かった。

俺はあなたを泣かせたりなんかしない。

絶対。

先輩になんか渡さねー。

もちろん、健永にも。

健永があなたを選ばなかったのがいけないんだ。

健永が広瀬のところに行ってしまったせいで、あなたがこんなことに…

絶対。
健永になんか譲らねーよ…

プリ小説オーディオドラマ