それからも俊とは仲良くやってた。
去年の体育祭のことを思い出すと辛いことがあったなって思うけどそれを吹き飛ばすぐらい俊といるとたのしい。
(俊)先輩!お話ししましょっ!
(私)いーよ!
《省略》
(俊)ところで先輩って好きな人いるんですか?
(私)んー、今はいないかな?ww
俊は?
(俊)俺?w いますよ?
(私)そ、そーなんだ!応援してるね!
この気持ちはなんだろ。
なんか苦しい。
(俊)ありがとうございます!先輩!LINE交換しません?
(私)あ、うん!じゃ、家帰ってからグルから追加する!
(俊)おけです!
(私)うん!
こんな気持ちあの時以来。
これは恋しちゃったな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。